沖縄で働こう!|保育士・介護士・福祉分野のお仕事情報(2月更新)

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地元にいながら東大生の講義をリアルタイムかつ無料で受けられるオンライン学習塾サービス

いま沖縄県では、東村などにお住まいの小学生・中学生を対象に、オンライン学習塾サービスを無料で提供する取り組みを行っています。

このオンライン学習塾サービスの特徴は、東大生による授業を、zoomを利用してリアルタイムで受講できる点にあります。東大生ならではの高度な知識や学習テクニックを、遠隔・リアルタイムならではの緊張感のある授業を生徒たちに届けています。

今回、このサービスを活用しているご家族と東村の教育委員会担当者にお話を伺いました。

・金城美鈴さん<右>:東村教育委員会 係長
・石川元就(もとなり)くん<真ん中>:利用者本人 東中学校3年生(15歳)
・石川愛さん<左>:保護者

ー こんにちは、今日はよろしくお願いします。まずはじめに、このオンライン学習塾のサービス内容を教えてください。

金城さん

現役の東大生による講義を、Zoomを通して受講できるものです。オンラインの対面形式なので、参加している子どもたちは質問もできます。2022年から東村の子どもたち向けに提供が開始されました。現在、小学校5年生から中学3年生までの児童生徒が利用しています。

教えている教科は、中学3年生が国語、数学、英語の主要3教科で、中学2年生と1年生は数学と英語の2教科、小学生は算数と国語の2教科となっています。

ー 子どもたちは無料で利用できるのですか?

金城さん
はい、オンライン学習塾は、沖縄県が運営事業者に補助を行っているため無料です。2024年度からは、受講生の参加意欲を高めるためにテキスト代を負担していただくことを検討していると県から伺っています。

ー そもそも、なぜこのオンライン学習塾を導入しようと思ったのでしょうか?

金城さん

東村には学習塾がなく、一番近い塾となると名護市内になります。ですが名護の塾に通うには車で片道40分近くかかってしまうんですね。そうすると子どもたち本人も大変ですが、親御さんも塾でお子さんを迎えた後に家事をすることになり、日々の負担がとても大きくなってしまうのです。

そのようなこともあって、東村では以前から村外にある塾から講師を招き、村にある施設で塾を開校していました。当時は何人もの講師の方を派遣してもらって授業を組んで運用していたのですが、講師と日程が合わない時の調整が非常に難しいことが問題でした。

そこで、オンラインで実施すればこのような問題がなくなるのではないか? まずは導入してみよう、という話になりました。

ー 何人ぐらいのお子さんが利用しているのですか?

金城さん

現在、利用している子どもの数は19名です。利用者全員が全ての教科を受講しているわけではなく、この教科だけ受講したいとか、ひとつ上の学年の授業を受けさせたいとか、それぞれのご家庭のご要望に沿って個別対応しています。

ー 村内にある学校の学力は、現状どのようなレベルにあるのでしょうか?

金城さん

東村の学力が他の地域に比べて低いということではありません。ただ、村として、子どもたちの教育を受ける機会の格差をなるべく無くすための取り組みに力を入れています。その一環で、このオンライン学習塾のサービスの導入も決まりました。

ー 金城さんありがとうございました。では次に、ご利用されている石川さんにお聞きします。このサービスはどこで知りましたか?

石川愛さん(以下 愛さん)

パンフレットでこのサービスを知ったのがきっかけで、説明会に参加しました。

ー このオンライン学習塾を利用しようと思ったのはなぜですか?

愛さん

息子が通っている中学は3年生が十数名しかいない小さな学校です。そのため、息子の学力が実際にどれくらいなのかも分からないですし、まだ小学生の時はそれでも良かったのですが、中学生になると高校受験もあるので心配でした。

初め息子は名護にある塾に行きたいと言っていましたが、名護まで通うとなると時間もかかります。ましてや部活をしながら通うとなると、塾まで送る時間も調整する必要がありますし、主人も私も仕事をしているので、正直、送迎の負担がかなり大きいと思いました。

そんな時にこのサービスのことを知って、まずはオンライン塾でどのくらい効果があるのかやってみよう、という話になりました。

ー 今まで塾に通ったことはありますか?

石川元就くん(以下 元就くん)

塾を利用するのは初めてです。以前東村で開講していた塾は対象学年が中学3年生からだったので、そのときはまだ塾に入ることができませんでした。

ー 今までオンラインで授業を受けたことはありますか?

元就くん

ありません。

ー 受講にあたっては自身でのパソコン操作は必要なのでしょうか? 

元就くん

みんなで集まって、大きな画面で先生の講義を受けるので、自分たちでパソコンを操作する必要はありません。

ー このオンライン学習塾を利用してみて良かったことは何ですか?

元就くん

動画を見るだけのような一方通行な教材ではなく、分からないことがあればリアルタイムで直接質問もできますし、質問に対してその場で回答をもらえます。講師の方とのやり取りがリアルタイムでできるのはとても良いですね。

先生の教え方も、とても分かりやすいです。あと、全国統一のテストを無料で受けられるのも良いです。全国向けなので問題の難易度は県立高校の入試とは全く違ってとても難しいです。県立の入試だったらもっと点数を取れたかもしれないなと思う時もあります。

例えば、この全国統一テストでは学校では教わっていない問題も出るんです。自分は点数が低いとがっかりするタイプなので、以前はモチベーションが下がることもありました。でも最近では、県外と県内の入試レベルの違いも理解ができてきましたので、全国で何位という順位については、腕試しのチャンスと言いますか、高校進学に向けたステップアップのためだと前向きに捉えています。

それに、いま学校では中間、期末というような定期テストがなくなって教科ごとの単元テストになったので、順位が出ません。なので、全国統一テストが自分の順位を唯一知ることができるテストなんです。今後はオンライン塾で沖縄県向けの入試対策の授業も始まると聞いているので、それも楽しみです。

ー このオンライン学習塾を利用して成績は上がりましたか?

元就くん 

定期テストがなくなって学校では順位が出ないので、成績が上がったかどうかははっきり分かりません。でも、下がってはいないと思います。いま、学校よりオンライン塾の方が先に進んでいる教科が国語しかないので、その他の教科に関しては、塾は学校の復習みたいな感じで利用しています。

なので、成績が上がったかどうかというよりは、学校で理解ができていない部分を塾で復習して、理解できるように自分に落とし込んでいるという感じです。より深く理解することができて、知識の土台がちゃんと固まってきているなと感じています。

ー 学習に対する意識は変わりましたか?

元就くん 

テキストには沖縄県の入試では出題されない問題も載っていて、すぐに解き方が分からないこともあります。そういう時は、解き方が分からなくても、自分の知っている知識でなんとか解いてみようと挑戦しています。

解けなくても解こうとすることが大事だと思っているので、何かしら頑張って回答欄を埋めるようにしています。どうやって解くのだろう?と悩んでいる時のほうが、解き方が分かっている問題より楽しいです。もちろん、その一般的な解き方を知ることもできるので、それもとても有意義だと感じています。

ー これからも利用し続けたいですか?

元就くん 

全国レベルの問題を知ることができるのは、自分にとっては大きなことだと思っています。そのような問題の解き方の解説がきちんと載っている教材ももらえて、さらに東大生に教えてもらえるのが嬉しいです。なので、今後も利用し続けたいと思っています。

ー オンライン塾を他の方にも勧めたいですか?

元就くん 

そうですね。もし、後輩に勧めるとしたら、きちんと自分なりに目的を持って受講した方が良いと言います。親に言われたからただ来ている、というのではなく、例えば、応用問題を解くポイントだけはちゃんと学ぼうとか、そういう目的意識があれば、基礎をしっかり学べると思います。

学校には明確に何を学んでほしい、というものがありますが、塾にはそういうものがありません。なので自分なりに塾に通う意味、目的をしっかり持つことが自分の成長に繫がる近道だと感じています。

ー よくわかりました、今日は長い時間ありがとうございました!

金城さん、愛さん、元就くん

ありがとうございました。

【サービス解説】オンライン学習塾「東大NETアカデミー」について

全国の自治体の生徒に対し、テレビ会議システムを活用して双方向性のある授業を提供することで、都心レベルの学習環境を創るサービスです。日本全国や海外など、場所を問わずオンライン双方向授業を配信しています。

講師と生徒がリアルタイムでコミュニケートできるため、その場で質疑応答を行い、生徒の理解度を確認しながら授業が進められます。1人の講師につき生徒数が15人程度の少人数制となっています。

講師は現役東大生のみである点も大きな特徴です。選考により厳選され、さらに研修を受けた、指導力と対話力、熱意のある講師が授業を受け持っています。

お問い合わせ先

東大NETアカデミー

〇沖縄指導センター
098-943-5655(担当:松川、新垣)

〇東村教育委員会
0980-43-2130(担当:金城)

令和6年度八重山地区 臨時的任用教員募集中|自然豊かな島で子どもたちのために働きませんか?

八重山地区は、石垣市、竹富町、与那国町の1市2町から成る地区です。珊瑚礁の海、亜熱帯の森に囲まれた自然豊かな環境のもと、小学校23校、中学校9校、小中学校11校の合計43校(※令和5年4月現在の数)が、それぞれ特色ある教育活動を展開しています。
そんな八重山地区の小学校及び中学校で令和6年度より働ける方を募集しています。

募集概要

募集職種:小学校教諭、中学校教諭、養護教諭(いずれも臨時的任用職員)
勤 務 地:八重山管内小中学校
勤務期間:令和6年4月1日~  (任期は状況により異なります)
教員宿舎:有り(石垣市及び竹富町内小中学校の一部を除く)

本記事に興味をもった方は

詳細は沖縄県教育庁八重山教育事務所へお問い合わせいただくか、登録サイトより臨時的任用職員の登録をしてください。

お問い合わせ先

沖縄県教育庁八重山教育事務所(代表)

電話番号:0980-82-3622

先輩移住者インタビュー【動画】:石垣島に家族で移住し、さまざまな仕事や友人との繋がりやを通じて地域との関わりを楽しむ 小篠美登里さん

25年前から旅行でたびたび訪れていた沖縄。家族の体調不良をきっかけに思い切って石垣島に移住した小篠さんは、持ち前のバイタリティで仕事や友達を増やしながら、石垣島での生活を家族とともに楽しんでいます。そんな小篠さんに、移住時の仕事や部屋の探し方、現在の生活の様子、これからの目標などをお聞きしました。

【移住編】移住のきっかけ、移住するための情報収集などについてお伺いしました。

【生活編】石垣島でのすごし方、仕事、生活環境、島ぐらしのコツなどについてお伺いしました。

【感想編】移住して驚いたこと、良かったこと、困ったこと、石垣島の魅力などについてお伺いしました。

先輩移住者インタビュー【動画】:特技を活かしながら、友人たちと石垣島の豊かな生活を楽しむ 守田光輝さん

モンゴル音楽の演奏家として全国を舞台に活躍していた守田光輝さんは、バイクに楽器とキャンプ道具だけを積み、船で大阪から石垣島に渡ってきました。それから20年、得意の音楽や料理も活かしながら、島の友人たちとの豊かな生活を楽しんでいます。そんな守田さんに、移住のポイントをじっくりお聞きしました。

【移住編】移住のきっかけ、移住するための情報収集などについてお伺いしました。

【生活編】石垣島でのすごし方、仕事、生活環境、島ぐらしのコツなどについてお伺いしました。

【感想編】移住して驚いたこと、良かったこと、困ったこと、石垣島の魅力などについてお伺いしました。

先輩2地域居住者インタビュー: 石垣島での日々の暮らしが創作活動をさらに豊かに 劇作家 棚瀬美幸さん

大阪で劇作家・演出家として活躍しながら石垣島で子育てをする棚瀬美幸さん。2地域居住を決めたきっかけや離島で暮らすメリット、2地域居住の生活の様子などを伺いました。

先輩2地域移住者プロフィール

名前:棚瀬美幸(たなせみゆき)さん
職業:劇作家・演出家
出身地:愛知県名古屋市
2地域居住開始時期:2020年
2地域居住場所:石垣市・大阪府

ーーー 棚瀬さんは石垣島と大阪府という2つの地域で生活されていますが、なぜ、この生活を始めたのでしょうか?

2地域での生活を始めたきっかけは、家族からの強い希望です。もともと家族で大阪に住んでいたのですが、以前から「いつか沖縄に移住したい」と言われていました。石垣島には2014年から毎年遊びに来ていて、そのうち「沖縄のどこか」と漠然としていた移住先が「石垣島」になり、さらに移住を熱望してくるようになったんです。

ただ、私は大阪で演劇の仕事をしていたこともあり、すべてを手放して石垣島に移住するのはハードルが高いと感じていたので、断り続けていました。

ーーー 仕事も含めて、安定した生活基盤を手放すのは勇気がいることだと思います。高いと感じていたハードルを乗り越えた際の決め手は何でしたか?

毎年旅行で石垣島に通ううちに、あるご家族と現地で仲良くなったんです。そのタイミングで、ご家族の近所に譲っていただける家が見つかりました。また、その家がある地域が子育てにとても良い環境であったのも、移住を決断する大きな決め手となりました。

また、演劇人として考えた時に、都会で生活する中で描く作品と島暮らしをしながら描く作品とでは、その内容が大きく違ってくるのではないかという予感もありました。そして、今の自分には刺激的な変化が必要かもしれないと思えたことで、高く感じていたハードルを越えられたのだと思います。

ーーー 子育てに向いている環境に巡り会えたのと、演劇人としての前向きな心境の変化が移住を決める後押しになったのですね。そして2地域居住という生活スタイルを選ばれたわけですが、実際にはどのように住み分けていますか?

住民票を石垣市に移しているので、基本的に生活のメインは石垣島です。ただ、演劇の仕事は石垣では少ないため、仕事のメインは大阪となります。だいたい3〜4か月に一度のペースで大阪に行ってますね。創作などで忙しい時期は、10日間ごとに大阪と石垣を往復していたこともありました。大阪には移住前に住んでいた家がそのままあるので、そこに滞在しています。

ーーー 住み慣れた家があると、滞在中も仕事に集中できそうですね。仕事は大阪、プライベートは石垣、と完全に分けて生活しているのでしょうか?

仕事のメインは大阪とはいえ、年に1度は石垣島でも新作を創って上演しているんですよ。劇作の手法には、出演者の実体験を描く「ドキュメント」と、創作である「フィクション」が融合した「モキュメント」という手法があります。移住してからの2作品については、出演者を石垣在住の方のみにして各出演者の経歴を織りまぜ、石垣島で生きること、石垣島が持つ力、をテーマに創作しました。出演者へのあて書き(※)が好きなんです。人との新しい出会いが作品の世界観を広げる感じがして、とても楽しいですよ。

※出演者に合わせて役を設定し、セリフを書くこと。

南船北馬 石垣島公演「ばがーすまぬばーぬ物語〜ここがワタシの島〜」

ーーー 棚瀬さんを通して石垣で生まれる作品があるなんて素敵ですね! 実際に仕事と子育てを両立させながら2地域で生活するのは大変なように思うのですが、石垣島で暮らすメリットは何だと思いますか?

なんといっても、子育てする環境がとても良いことだと思います。大阪で子育てをしていた時のように、息の詰まる感覚が石垣では一切ありません。大阪に比べると、確かに石垣には塾や習い事の選択肢は少ないです。ただ、少人数の学校に通っているので、学校の先生との距離が近くに感じられるのが嬉しいですね。住んでいる集落も子どもに優しいですし、見守られながら子育てしています。

今住んでいる地域には、都会のようにゲームセンターやコンビニなど、子どもが簡単にお金を使えてしまう店はありません。あるのは海や山、川などの自然だけで、子どもがのびのびと生活できる環境です。

ーーー 子育てにおいて、周りの環境は特に重要ですよね。大人の目線からみて、石垣島の自然に囲まれた生活はいかがでしょうか?

大人にとっても、資本主義から距離をおいて生活できる環境は都会では手に入らないものなので、ありがたく感じます。

仕事で執筆に行き詰まった時は、いつも海へ散歩に出かけています。誰もいない砂浜を波や鳥、飛行機を眺めながら歩いていると、フッと作品の展望が開ける時があるんですよ。

あとは、石垣は離島の中でも移動しやすいほうだと思います。石垣は大阪との直行便がありLCCも運航しているので、移動費も比較的安く済みます。東京から大阪まで新幹線で移動するのとほぼ同じ値段なのも助かっています。

ーーー 反対に、苦労した経験はありますか?

移動の話だと、他地域に行くには必ず飛行機に乗る必要があります。台風などで飛行機が飛ばない時は石垣から出られません。また、飛行機の時間が観光客を意識した設定になっているせいか、大阪に行く際は到着が遅く、石垣島に帰ってくる際は早い時間になってしまいます。
飛行機でいえば、家や職場と空港の距離も重要ですね。石垣では家と空港の距離が近いので便利なのですが、石垣から直行便が飛んでいる関西国際空港は市街地から離れているので、時間もお金も掛かってしまい不便に感じます。

あとは、子どもを家に置いて泊りがけで仕事に行くため、家族や周囲の協力が不可欠になってきます。石垣には親戚がおらず身内に預けられないので、子どもの世話をお願いするサポート先を探すことから始めなければなりません。幸いにも今は友人がサポートしてくれています。小さな子どもとの2地域居住は、子どもの環境をどう守るかが重要になると思います。

ーーー 生活のメインである石垣島では、日々をどのようなサイクルで過ごしていますか?

ふだんは朝、子どもを学校へ送り出して、その後家事をこなします。そして仕事をして、子どもが帰宅してからは家族と過ごす時間です。夜は、原稿を執筆してから就寝しています。

公演がある時期は稽古や台本執筆があるので、石垣にいても仕事の割合が多くなりますね。

ーーー 大阪では、やはり仕事中心の生活サイクルですか?

はい。大阪では演劇の現場で稽古したり住居兼事務所で仕事したりと、仕事中心の生活サイクルです。あとは、友人との食事を楽しむこともあります。

ーーー 家族と仕事、2つの生活サイクルで過ごしていく中で、今までと生活習慣が変わったことはありますか?

そうですね、より丁寧に生きてみたい、と思うようになりました。この生活を始める前まではストレス解消のために買い物をしていたのですが、必要最低限のものだけ買うように心がけるようになりました。今では、なるべく物を増やさないようにしています。たとえば、生ごみはコンポストで分解していますし、ゴミになったものは分別して、できる限り再利用しています。ゴミを出す量を減らし、必要以上に欲しがる気持ちにセーブをかける生活になりました。

ーーー リサイクルやゴミを出さない生活は、石垣の豊かな自然を守るためにも良いことですね。生活習慣以外にも何か変化はありましたか?

自分の生活を改めて見つめ直せることに、ありがたみを感じるようになりました。他人とではなく、自分の中に比較対象があることが大切だと思っています。

便利な都会暮らしをしているとその便利さが当たり前となり、享受できて当然、という意識が生まれてしまいます。その点、石垣での暮らしは私が北部に住んでいることもあって、不便なことが多いです。ただ、そのおかげで便利さのせいで見失っていた、生きるうえでの重要なことを感じさせてもらっています。何が重要かは人によって違ってくると思うのですが、私にとっては、都会暮らしだけでは見つけられなかったものだと考えています。

ーーー 貴重なお話をありがとうございました。最後に、2地域居住を検討している方へのメッセージをお願いします。

2地域居住といっても、どちらかが生活のメインになってきますし、住民票も1つに決めなければなりません。新しく住む地域に拠点を置き、今いる場所とも行き来するという考え方が、一番現実的ではないかと思います。

2地域での生活では手放すものが多くある分、新しく手にすることも多くありますよ。今の生活から変わらずにいることが停滞を意味すると感じるようであれば、ぜひ2地域居住も検討してみてください。

石垣島・多良間島・粟国島|先輩移住者が案内するオーダーメイド型ツアー|3月10日まで期間限定でご案内!

この度、沖縄県は「離島・過疎地域づくりDX促進による移住定住PR等事業」により、石垣島・多良間島・粟国島を対象に、モニターツアーを開催します。

石垣島、多良間島、粟国島に移住や2地域居住を検討されている方に向けたオーダーメイド型ツアーです。

お客様のご要望に合わせてツアー内容を決め、先輩移住者がご案内いたします。
生活するにあたって心配になる、仕事・教育・住居など生活の中心となる場所を先輩移住者の話を聞きながら半日または1日で周ります。

販売期間

2024年1月19日(金)~3月10日(日)

料金

1人 100円

※飲食費・宿泊費・現地までの交通費については、参加者ご自身の負担となります。

行程・内容

本ツアーは、完全オーダーメイド制のツアーとなっております。
ご予約の際にお伺いしたご希望に沿ったプランをメールにてご案内いたします。

最少催行人数

1人

申込方法・詳細

下記のOTSアクティビティ販売ページよりお申し込みください。

問い合わせ先

離島・過疎地域DX促進企業連携体

kogushi.ico@gmail.com

事業詳細

事業名:令和5年度離島・過疎地域づくりDX促進による移住定住PR等事業
主催:沖縄県企画部 地域・離島課
受託元:離島・過疎地域DX促進企業連携体(代表者:株式会社アイボリー)
ツアー販売支援:沖縄ツーリスト株式会社

多良間島・石垣島・粟国島|先輩移住者から体験談が聞ける|2月18日オンラインワークショップ開催!

この度、沖縄県は「離島・過疎地域づくりDX促進による移住定住PR等事業」により、石垣島・多良間島・粟国島を対象に、オンラインワークショップを開催します。

多良間島・石垣島・粟国島の先輩移住者が実際にどのように移住を決断し、どのような生活を送っているかなど実体験をもとにお話していただきます。

さらに、後半には先輩移住者とお話しできる時間を設けています。
調べても載っていない情報や、抱えている不安やお悩みを聞いてみませんか?

移住を検討している方、2地域居住を検討している方、どの島に住めばいいか分からない方などご興味のある方はぜひご参加ください。

日程

2024年2月18日(日)

開催時間

多良間島 11:00~12:05(入室開始 10:50)
石垣島  13:00~14:40(入室開始 12:50)
粟国島  15:30~16:35(入室開始 15:20)

開催方法

オンライン(Zoom)にて行います。

参加方法

当日それぞれの入室開始時間になりましたら、下の「zoomに入室する」のボタンを押してご参加ください。

参加費

無料

参加のしかた

参加したい地域のボタン「参加する」を押してzoomに入室してください。
開催時間の10分前より入室することができます。

※ミュート・ビデオの停止の状態でご入室ください。

多良間島

2月18日(日)11:00より開催

石垣島

2月18日(日)13:00より開催

粟国島

2月18日(日)15:30より開催

内容

  1. 開会
  2. 沖縄県地域・離島課の紹介
  3. 自治体の紹介
  4. 先輩移住者体験談(多良間島1名、石垣島3名、粟国島1名)
  5. 質疑応答、意見交換
  6. その他企画の紹介
  7. 閉会

注意事項

本ワークショップは、録画をし、後日「おきなわ島ぐらし」にて公開いたします。
「質疑応答、意見交換」の際に、顔出し等に抵抗のある方はビデオ停止のままお話しいただくか、チャットに打ってご参加ください。また、zoomの名前が写る可能性があるので、本名などが写りたくない方などは事前に名前の変更をしてご参加ください。

事業詳細

事業名:令和5年度離島・過疎地域づくりDX促進による移住定住PR等事業
主催:沖縄県企画部 地域・離島課
受託元:離島・過疎地域DX促進企業連携体(代表者:株式会社アイボリー)

先輩移住者インタビュー【動画】:離島で自身のビジネスを展開するだけでなく、移住支援活動を通じて移住者と地域を繋ぐ 比嘉陽子さん

映画の仕事がきっかけで伊是名島に移住して16年。比嘉陽子さんは現在、海上タクシーや島暮らしガイドのほか、自身の経験を基に移住相談員としても活躍し、多くの移住希望者をサポートしています。そんな比嘉さんに、伊是名島で暮らす魅力や、移住を考える際のポイントなどをお聞きしました。

移住のきっかけ、移住するための情報収集などについてお伺いしました。

伊是名島でのすごし方、仕事、生活環境、島ぐらしのコツなどについてお伺いしました。

移住して驚いたこと、良かったこと、困ったこと、伊是名島の魅力などについてお伺いしました。

【受付終了】参加者募集中! 伊是名村職場体験・移住体験イベント 2/18~20

伊是名村は沖縄県北部の人口1300人ほどの小さな島です。
そんな伊是名島で保育士をはじめとした専門職の有資格者向けの移住体験イベントが開催されます。

伊是名村職場体験・移住体験イベントでは
伊是名島に興味のある参加者に島で働き暮らす
具体的なイメージをしていただきます。

※保育⼠免許・幼稚園教諭免許・保健師免許・栄養⼠免許のいずれかを有する方に向けたイベントです。
※滞在中の移動や宿泊費、夕朝食は村が負担します。

島の暮らしは豊かな自然に恵まれ、都会とは違った魅力があります。
不便なこともありますが、人と人との温かなつながりがあります。

本イベントは、村内で人材不足が深刻な専門職の有資格者向けイベントで、保育⼠免許・幼稚園教諭免許・保健師免許・栄養⼠免許のいずれかを有する方、⼜は取得⾒込みの方が対象です。

3日間の主なプログラム 

  • 村立保育所、県立幼稚園、保険センター、役場、学童などの職場見学・体験
  • 風光明媚な島を村公認ガイドが歴史や暮らしの話しと共にご案内
  • 個別相談の時間、参加者同士の懇親、村民との交流

まずは旅気分でもかまいません。
この機会に伊是名島を訪れてみてください。
イベントでの体験を通して、ご自身の資格を活かし、島で働き暮らす未来をイメージしてみませんか?

募集要項内容をよく読んで応募くださいね!