先輩移住者インタビュー【動画】:移住計画の前倒しを決意し、伊江島で家族とともに充実した日々を送る 田仁智子さん

岡山県出身の田仁(たに)さんは、もともと定年後に沖縄へ移住する予定でした。しかしあるきっかけからその計画を前倒しすることを決め、2021年に家族で伊江島へ移住。現在は保育園や学童で子どもたちと触れあう仕事をしながら、資格取得を目指して勉強を続ける充実した日々を送っています。そんな田仁さんに、移住の決め手や仕事、子育て、医療、買い物など、伊江島への移住のポイントや暮らし全般についてお話を伺いました。

伊江村についての情報、移住のきっかけ、家探しの方法、移住支援などについてお伺いしました。

伊江村での仕事、過ごし方、生活環境などについてお伺いしました。

伊江村の魅力、地域の方との関わり、移住して良かったこと・困ったことなどについてお伺いしました。

先輩移住者インタビュー【動画】:子育てをしながら、伊平屋島の自生植物を使った民具ブランドを立ち上げ、全国で展開している 是枝麻紗美さん

鹿児島県出身の是枝さんは、東京でメディアの仕事に従事した後、2016年に伊平屋島に移住しました。そして島の自生植物を利用した民具ブランド「種水土花 syumidoka」を自ら立ち上げ、活動を開始。現在は子育てをしながら地域の人たちとともに民具を制作し、全国に販売する充実した日々を送っています。そんな是枝さんに、移住時のエピソードや現在の暮らしの様子、子育て事情、移住希望者へのメッセージなど、広くお話を伺いました。

伊平屋村についての情報、移住のきっかけ、家探しの方法、移住支援などについてお伺いしました。

伊平屋村での仕事、過ごし方、生活環境などについてお伺いしました。

伊平屋村の魅力、地域の方との関わり、移住して良かったこと・困ったことなどについてお伺いしました。

令和7年度 沖縄県地域づくり応援員(地域おこし協力隊)募集(2名)

沖縄県では、地域おこし協力隊制度を活用した「沖縄県地域づくり応援員」を導入し、地域づくり人材や活動の広報、人材間の交流や連携、育成に取り組んでいます。
当該取り組みを推進するため、令和7年4月から採用する「沖縄県地域づくり応援員」を以下のとおり募集します。

募集概要

  • 雇用期間:令和7年4月1日~令和8年3月31日
  • 採用人数:2名
  • 求人受付期間:令和7年1月6日(月)午後5時までに必着

オンライン(Zoom)募集説明会の開催について

現役の「沖縄県地域づくり応援員」を交えて、下記の日程で説明会を開催しますので、応募を検討している方は参加をご検討ください。

なお、本説明会への参加は応募する上での必須条件ではございません。(説明会に参加しなくても応募することは可能です)

  • 第1回説明会:12月11日(水)15時~16時
  • 第2回説明会:12月18日(水)19時~20時

説明会参加申込みフォーム

https://forms.gle/Hs4KtpqUk5G54Mk46

※zoomのURLは開催日前日の17時頃までにメールで送付いたします。

募集の詳細、申し込み方法は、下記の沖縄県ウェブサイトの該当ページをご確認ください。

【2025年2月末まで無料提供中】カメラを使わずに高齢者を見守る安心サービス「やさしいみまもり」

現在沖縄県では国頭村、大宜味村、東村、伊江村、石垣市にお住まいの65歳以上の方を対象に、見守りサービス「やさしいみまもり」を2025年2月末まで無料で利用できる取り組みを行っています。

この見守りサービスの特徴は、プライバシーに配慮しカメラ等は使わず、センサーを設置するだけで居住者の動きや睡眠時間を検知しデータ化できることです。また、記録されたデータはご家族の方がスマホやタブレットで簡単に確認することができます。

今回、このサービスを利用しているご家族と、サービス運営企業の担当者にお話を伺いました。

  • 平良光明さん(右から2番目):「やさしいみまもり」利用者(父:大宜味村在住)
  • 金城利津子さん(一番右):「やさしいみまもり」利用者(子:大宜味村在住)
  • 佐久本さん(左から2番目):株式会社おきでんCplusC(運営企業)
  • 楠元さん(一番左):株式会社おきでんCplusC(運営企業)

ー こんにちは、今日はよろしくお願いします。まずはじめにこの「やさしいみまもり」を知ったきっかけを教えてください。

金城利津子さん(以下 利津子さん) 

村の刊行物で「やさしいみまもり」の説明会を開催するということを知り、興味を持ちました。というのも、ここ大宜味村に引っ越して3年くらいになるんですが、その前はずっと沖縄市に住んでいて、新型コロナが流行った時期も父のところに行けなかったんです。

皆さんも記憶にあると思うんですが、その頃は高齢者と接触するのが難しい状況でした。特に沖縄市は感染状況が深刻な地域だったので、簡単に父のところに行けなくて。

そのように安否確認もしづらく不安だった記憶もまだ新しかったので、見守りサービスが大宜味村にも来ると聞いたときは少し驚きましたが、その必要性を感じて関心を持ちました。そして、まずはどんなサービスかを知りたいと思い、気軽な気持ちで説明会に参加しました。

ー そのときはまだ沖縄市に住んでいたのでしょうか?

利津子さん

いえ、そのときはもう大宜味村に引っ越していました。ただ、下の子どもがまだ小学生で今後また村外に引っ越す可能性もないわけではないので、このような見守りサービスを利用するメリットを感じました。

また、そういう見守りサービスが大宜味村にあるということを私自身が知るだけではなく、私から周りに広めていくことも大事なのではという気持ちもあったんですね。実際、私が勧めた叔父のところにもこのサービスが導入されています。

ー 導入前に不安や悩みはありませんでしたか?

利津子さん

父はもともとガラケーを使っていたんですよ。ですのでこの見守りサービスで使うタブレットが届いたとき、父は戸惑っていました。子どもが使ってほしいと言うのでとりあえずやってはみたものの、使い方はもちろん、タブレットが何なのかも初めはわからない状況でした。

ー そうですよね。

平良光明さん(以下 光明さん)

この機械ね、タブレット、最初はもちろん操作方法もわからないですしね。寝ている時間と寝ていない時間を計るもの、ということはなんとなくわかったんですけど。

そうしたら、サービスの担当の方が「音楽を聴いてもいいですよ」と言うんですね。懐メロとかも聴けますか?と聞いたら、大丈夫ですよと。いまは寝る前の30分間このタブレットで音楽を聴いているんですが、そのおかげで寝つきも良くなりました。

利津子さん

もともと父は寝床にCDがたくさんあるくらい音楽を聴くのが好きだったんですが、その流れでタブレットの使い方を覚えて、いまではタブレットで音楽を聴くようになりました。

そして携帯電話もこのタブレットがきっかけで、ガラケーから、それまでずっと嫌がっていたスマホに変えたんですよ。

ー 「やさしいみまもり」がきっかけで、それまで苦手だったデジタル機器に徐々に慣れていけたのは思わぬ副次的効果ですね。良かったですね。

利津子さん

そうですね、「知らない」というのがやっぱり一番不安だと思いますので、デジタルの良いところも知ってもらいながらスタートできました。いまはもうスマホで写真を撮ったり、YouTubeをみたりとフルでいろいろ活用できているんです。

そういう意味で、父の場合、このサービスを入れたおかげでデジタルに対する心のハードルが下がったことは大きな成果ですね。見守る以外にもこのサービスにそのような可能性があるということはひとつ証明できたと思います。

光明さん

グーグルもこれで覚えました。言葉をしゃべって検索したり。発音が悪いと違うものが出てきたりしますけどね(笑) それで、妹の旦那にも利用を勧めたんです。上等だよ、入れたほうがいいよ、と。

利津子さん

こういう見守りサービスは他にもあるとは思うのですが、スタッフの方がここ大宜味村まで来ていろいろフォローしてくださるというところも大変助かっています。また、地元企業である沖縄電力さんの系列企業という信頼感もありますし、その点での安心感もありました。同じ県内ということで近い感じもしますね。

ー このサービスの導入に必要な環境や設置場所などの条件を教えてください。

佐久本さん

「やさしいみまもり」は、Wi-Fiの電波を利用して人の動きを検知する仕組みなので、自宅にWi-Fi環境が必要です。

機器設置の際にスマートフォンでアプリをインストールする必要があり、また、ご家族が設置後のデータを確認する際もスマートフォンを利用するため、見守るご家族はスマートフォンが必要となります。そして、見守られるご本人様はタブレットでデータを確認する形です。

なお、現在は沖縄県の事業として国頭村、大宜味村、東村、伊江村、石垣市でこの取り組みが進められており、令和7年度2月末まではWi-Fi通信料に加え、センサー機器やタブレットが無料で提供されています。

ー 機器の設置方法についても教えてもらえますか?

佐久本さん

はじめにスマホに専用アプリをインストールしていただいて、そのアプリの中から、機械本体のうしろについているQRコードを読み込んで、コンセントに差すだけです。

プラグ型の機械は日中過ごすお部屋に設置し、丸い機械は睡眠センサーなので寝室に設置します。

これはWi-Fiを使うサービスなので、ネット環境や電波状況を確認しながら弊社のスタッフが設置を進めます。なお、今年の11月からは現地の協力員さんにもお手伝いいただきながら、そのような設置作業を行うことになっています。

利津子さん

実は私も現地協力員としてお手伝いさせていただく予定です。

ー そうなんですね。現地の方がいると、お互いがより安心できますね。ちなみにこのサービスは機械に弱い人でも使えますか?

利津子さん

アプリの基本的な操作は難しくありませんが、何かのタイミングでログインのやり直しが発生すると、デジタル機器に苦手意識がある方はおっくうに感じてしまうかもしれません。

光明さん

いつもと違う画面になると、なんでかなと思っていろいろ試行錯誤はします。

佐久本さん

アプリのアップデートが定期的にあって、そのときに再ログインが必要になることがあります。ここは苦手意識がある方には負担に感じてしまう部分だと思いますし、問い合わせが多いトピックでもあるので課題ですね。

利津子さん

前期高齢者のかたはわりとデジタルに慣れている感じはします。後期高齢者のかたはいままで慣れたものに安心するので、このようなデジタルツールにはハードルを感じるでしょうね。最初から近くに協力員がいて、コミュニティなどで気軽に教えられる環境があったらいいと思ったのもあり、協力員としてサポートしたいと思いました。

ー 「やさしいみまもり」における緊急時の対応やサポート体制について教えてもらえますか?

佐久本さん

見守られているかたの動きや睡眠が一定時間(※)検知されない場合、アラートが発せられます。アラートのタイミングは、見守られているかたの生活や健康状態に合わせて設定できます。

※利用者による個別設定が可能(1時間~47時間)

アラートの受信者として複数名の登録が可能ですので、見守る目を増やすことで異変に気付きやすくなり、安心感の向上にもつながります。

なお、緊急時に家族が対応できない場合、申し込み時に事前同意を得た地域関係者にアラートを通知することも可能です。自助を主としつつも、共助・公助も含めた地域全体で高齢者を見守る仕組みを目指しています。

ー 実際に使ってみて良かったことがあれば教えてください。

利津子さん

父がタブレットを通じてデジタルツールに慣れることができたこと、そして使っていくうちに、このデータを見て活用することが生活のリズムに組み入れられたのが良かったですね。

光明さん

睡眠時間をチェックするのが日課になっています。朝起きると、まず「ちゃんと眠れてるかな?」ってこのデータを見て、血圧を測って、朝ご飯を食べて、そうして畑にいきます。なので毎朝必ずこのデータは見ますよ。

ー 利津子さんもスマートフォンで光明さんの睡眠データをチェックしているんですよね?

利津子さん

「やさしいみまもり」を利用してみて気づいたのは、この測定データを自分の中でどう解釈するかが大事なのでは?ということです。データだけに振り回されないように、と言いますか、データとの適度な距離感を持ったお付き合いの仕方も大切だと思いました。”データが良くない” イコール “体調が悪い” というふうに思い込み過ぎないとか。そのあたりもITリテラシーなのかもしれませんね。

光明さん

私は睡眠障害と思われる傾向があったんですが、調べてみると、高齢になると6時間以上は寝ようとしても寝れないということがわかりました。なので、いまはタブレットで6時間眠れていることが確認できれば、ああもうこれで十分だ、と思えます。

利津子さん

逆に寝床にいない時間、つまり活動している時間もタブレットを見ればわかります。

光明さん

いまは365日、ほとんど毎日を畑で過ごしているんですが(笑)

利津子さん

いろんなデータの見方があって、睡眠の長さを見るというのももちろんそうなんですが、寝たきりの状態を長くさせないためのいろんなデータ活用法も今後は出てくるのではないかと思います。

たとえば、在宅介護サービスなどと繋がっていれば、作業療法士さんを交えたアプローチの仕方も出てくるでしょう。そういう意味でもこのデータはたいへん多くの可能性を秘めていると思いますし、その可能性の広がりは関係者全員にとっても有意義なものになると感じています。

ー 確かにおっしゃるとおりですね。逆に「やさしいみまもり」を使ってみて困ったこと、負担に感じたことはありませんか?

光明さん

停電になってデータがとれないことがあります。そして復旧までに時間がかかると、タブレットが壊れたのかなと思ったりします。

利津子さん

自動復旧しない場合は、おきでんCplusCのスタッフさんに来ていただいています。私たちのほうで、ネット回線の不良なのかタブレットやアプリの不良なのか判断がつかないこともあって。そこに時間がかかるのはやむを得ないとは思うんですけどね。

ー 「やさしいみまもり」をこれからも使い続けたいですか?

利津子さん

お話ししたようにまだサービス自体の課題もあるとは思いますが、どんどん使っていかないといろいろ良くもならないですし、改善のチャンスもなくすのではと思うんですね。今後を見据えて使い続けていく、これからはこういうものも必要だよね、という視点を持ち続けることが大事だと感じていて。

やはり、毎月人口が減っているここのような地域では、何かしら合理化を進めるものを取り入れていく必要があると思っています。出生率よりも高齢化率のほうが高いですし、この地域は産業もなかなかなく、人口も、入ってくる人より転出する人がどうしても多いので。去年のいまごろ人口が3,000名を切ったという新聞の報道があったんですけれども、そこからまた減っていますし。

そんな背景もありますので、ツールを利用することで、私たちのメリットだけでなく、民生員さんたちも含めて見守る側の負担を解消していく必要があると強く感じますね。

ー 利津子さんは「やさしいみまもり」のユーザーであるだけでなく、この地域の状況をかなり俯瞰して見ていらっしゃいますね。

利津子さん

冒頭でお話ししたコロナ禍での体験がきっかけではあるんですが、今後も何が起こるかわかりませんし、そう考えるとデジタルツールの活用も今後は必要なんじゃないかと。新型コロナが流行ったことでいろんなものの感じ方は変わりました。自分たちの子どものことを考えても、いったんは学校の関係で親と離れて暮らすことになるはずなので、そうすると、また何か起きたときにどうなるんだろうと。

ただ、子どもたちはデジタル慣れしてるので、私たちもそういうツールをちゃんと使えてうまく繋がれれば、何かあっても子どもたちも安心できるんじゃないかと思うんです。私もこの年齢になると先々のことで感じることも出てくるので、いろいろな意味でこのようなデジタルツールを使い続けていく必要性を感じています。

ー 「やさしいみまもり」を他の人にも勧めたいですか?

光明さん

はい、はじめにお伝えしたように妹の夫に勧めて、実際に彼らも使っています。子どもたち家族は那覇と名護にいて、彼自身はいま一人で住んでいるものですから。

利津子さん

叔父は実際に一度トイレで倒れたことがあり、そのことを叔父や家族も気にしていたんですね。なので、これを入れたほうがいいよと勧めました。ときどきは私たちも様子を見に行くんですが、やはり頻繁に行けないときもありますから。「やさしいみまもり」があると、子どもたちもいつでもデータを確認できるので。

またこの「やさしいみまもり」というサービスは、見守られる人のプライバシーへの配慮をコンセプトとして開発されています。なので、カメラでチェックすれば一目瞭然なものを、敢えてWi-Fiセンサーだけを使ってデータを取っている点が、とてもいいと思うので人に勧めたいです。


【サービス解説】「やさしいみまもり」について

「やさしいみまもり」は、wi-fiセンシング技術を活用して、プライバシーに配慮しながら高齢者などの活動状況や睡眠時間を確認することができる見守りサービスであり、沖縄県の事業として国頭村、大宜味村、東村、伊江村、石垣市でサービスを提供しています。

仕組みとしては、寝室やリビングなど見守り対象者が一日を通して長く居る場所にセンサーを設置します。家の中で人が動いているかどうか、また、睡眠・休息時間をそれらのセンサーが感知し、データとして記録する仕組みです。

プライバシーに配慮しカメラやマイクを使わないことや、記録したデータをスマホやタブレットで簡単に確認できることが特徴です。

記録データから、「昨日に比べて今日は、少ししか眠れていないようだけど大丈夫かな?」、「外出頻度が先週より増えているみたい!元気そう!」など、離れて暮らしていても24時間365日ご家族の状況がデータ中からわかる仕組みとなっています。

石垣島・宮古島・伊是名島・北大東島・大宜味村|移住メール相談窓口 期間限定開設!|先輩移住者があなたの相談にお答えします

この度、沖縄県は「離島・過疎地域づくりDX促進による移住定住PR等事業」により、石垣島・宮古島・伊是名島・北大東島・大宜味村を対象に、先輩移住者によるメール相談窓口を設置しています。

石垣島・宮古島・伊是名島・北大東島・大宜味村への移住を検討している方や移住して間もない方などからのご相談をお待ちしています。移住や生活などの不安やお悩みに先輩移住者がメールにてお答えします。お気軽にご相談ください!

相談のしかた

相談したい地域のメール相談受付フォームを以下から選択し、ご記入ください。

※相談料無料

開設期間

2025年2月28日(金)まで

事業詳細

事業名:令和6年度離島・過疎地域づくりDX促進による移住定住PR等事業
主催:沖縄県企画部 地域・離島課
受託元:離島・過疎地域DX促進企業連携体(代表者:株式会社アイボリー)

【オンライン】現地滞在者に聞く!沖縄移住セミナー(石垣&久米島)


沖縄県商工労働部雇用政策課(沖縄振興特別推進交付金活用事業)によるオンラインイベントのご案内です。

人々を魅了する沖縄県。その沖縄県へは毎年多くの地域から沖縄県へ移り住む移住者も多くいます。そしてもちろん、これから移住を考えている人も多くいます。

だけど仕事や生活、文化、憧れはあるけど、違いがあることに対する心配を抱えている人も多くいます。
移住しても生活していけるのかな?仕事はあるのかな?住むところは?生活費は?
皆さんの「気になる」が たくさんあるのも事実です。

そこで今回は石垣・久米島に住んでいるゲストをお迎えして現地にいるからこそわかる情報を発信いたします。もちろん当日参加する皆さんからの質問にもお答えする双方向イベントとなりますので、今後沖縄移住を考えているという人には参考になること間違いありません。是非ご参加ください。

  • 2024年11月19日(火)19時~19時45分 久米島移住セミナー
  • 2024年11月26日(火)19時~19時45分 石垣島移住セミナー

オンライン(ZOOM)

無料

お申し込み方法、詳細は以下のページをご確認ください。(外部リンク)

先輩移住者インタビュー【動画】:コロナ禍をきっかけに子どもたちの生活環境を再検討、自然溢れる大宜味村に移住した 平良卓己さん・恵里佳さん

那覇市出身の平良さんご夫妻は、コロナ禍を機に、子どもたちがのびのびと生活できる自然が多い環境を探し始めました。その結果、友人の紹介もあり大宜味村への移住を決意。大宜味村での暮らしの様子や住宅事情、教育環境、医療事情、地域の人々との関わり方、大宜味村に移住して良かったことなど、じっくりお話を伺いました。

大宜味村についての情報、移住のきっかけ、家探しの方法、移住支援などについてお伺いしました。

大宜味村での仕事、過ごし方、生活環境などについてお伺いしました。

大宜味村の魅力、地域の方との関わり、移住して良かったこと・困ったことなどについてお伺いしました。

石垣島・伊是名島・多良間島・大宜味村|先輩移住者が案内するオーダーメイド型ツアー|3月2日まで期間限定でご案内!

この度、沖縄県は「離島・過疎地域づくりDX促進による移住定住PR等事業」により、石垣島・伊是名島・多良間島・大宜味村を対象に、モニターツアーを開催します。

石垣島・伊是名島・多良間島・大宜味村に二地域居住や移住を検討されている方に向けたオーダーメイド型ツアーです。

お客様のご要望に合わせてツアー内容を決め、先輩移住者が車で案内いたします。
具体的な生活をイメージできるよう、買い物・仕事・教育・住居など生活の中心となる場所を先輩移住者の話を聞きながら半日または1日で周ります。

2025年3月2日(日)まで

1人 100円

本ツアーは、完全オーダーメイド制のツアーとなっております。

ご予約の際に伺うお客様のご希望に沿った内容のプランを提案いたします。

1人

下記の「OTSアクティビティ」販売ページよりお申し込みください。

お問い合わせ

離島・過疎地域DX促進企業連携体

メール

kogushi.ico@gmail.com

事業詳細

事業名:令和6年度離島・過疎地域づくりDX促進による移住定住PR等事業
主催:沖縄県企画部 地域・離島課
受託元:離島・過疎地域DX促進企業連携体(代表者:株式会社アイボリー)
ツアー販売支援:沖縄ツーリスト株式会社

球美(くみ)の島で自分を内から見つめる《クミ・リトリート》ツアー しまむすびワーケーション@久米島2024

久米島は、東洋一美しいと称される「はての浜」、日本の山100選の「宇江城岳」、日本の渚100選の「イーフビーチ」などを有し、沖縄離島の中では珍しく湧き水が豊富で、その恩恵を受けて一次産業が盛んです。

その昔、久米島は島の名前になるほどお米の生産が盛んな地域でした。
しかし戦後田んぼがサトウキビ畑に代わったことで、ホタルの減少など様々な問題が発生しています。

そんな久米島内で今、棚田を再生する動きが近年活発になっています。
そんな棚田の再生活動にも参加し、ワーケーションの現地コーディネートを担当する中島さんも、棚田の活動を通じて「改めてこの島の美しさ・素晴らしさに気づき、それとともにこの風景の中で生きていることがなんて豊かなんだろう、と思うようになりました」と述べています。

そこで、ぜひ皆さんにもこの感覚を味わっていただきたく、今回のツアープログラムを検討しました!
琉球一美しいと言われた久米島で、絶景を楽しみながら田んぼの作業を経験し、同時にリトリートメントで心身ともに健康な豊かな人生を共創していきましょう。
(主催・沖縄県)

こんな人、ぜひ来てください!

  • ご自身やご家族の体調管理のために食材に興味がある方
  • 一次産業をやってみたいがつながりやスペースがなくきっかけが欲しい方
  • 観光だけじゃなく、地域の人とのつながりを求め第二の故郷のような居場所を探している方
  • 湧き水や天然水が好きな方
  • 自然や動物が好きな方
  • リトリートに興味がある方
  • SNSが得意な方
  • こんなこともできるんじゃないか?と考えるのが好きな方

ツアーの概略

このツアーでは、棚田での稲作を経験していただき、自然の中でその場所に適した生活をしてみていただきます。
それが「豊かさ」とは何かを考えるきっかけに繋がり、心も体も癒される、本来の自分を取り戻す体験になると思っています。そしてその先にはきっと、皆さんが島のファンになってくれていると信じています!
また久米島にとっても、棚田の再生を促進することで、島に生息する様々な固有種の保全や文化の継承、高齢者による収益事業の構築など、様々な問題解決のきっかけになるのではないかと思っています。

日時等

日時:2024年12月5日(木) ~ 9日(月)
募集人数:8名
申込締め切り日:2024年11月10日(日)

※本ツアーは久米島までの旅費交通費・現地での宿泊費・食費は自己負担となります。ツアー中の必須参加プログラムは参加費無料です。詳しくはリンクを参照ください。

詳しい内容や申し込み方法は、以下のリンクからご確認ください。

https://www.shimamusubi.net/worcation/kume

事業名:沖縄しまっちんぐ推進事業(沖縄しまむすびワーケーション)
主催:沖縄県企画部地域・離島課
受託:一般社団法人プロモーションうるま

先輩移住者インタビュー:不動産業を通じて国頭村を支えたい 東健さん

生まれ育った神奈川を離れ国頭村に移住した東さん。移住当時の様子や心境、移住後の生活環境についてお話を伺いました。

ーーー東さんは神奈川県から国頭村に移住したそうですね。はじめに、現在お住まいの国頭村について教えていただけますか?

国頭村は那覇市から約100km離れたところにあります。那覇から高速道路を使って車で1時間40分ほど、名護市の許田ICからは1時間ほどの距離ですね。「本島最北の村」と言われるとおり、沖縄の最北端に位置しています。周辺は山や川、海といった自然が豊かなので、とても身近に感じながら生活しています。

(国頭村の景色)

村の人口は4500人ほどで、移住してきた方々ももちろんいますが、村民のほとんどが元から住んでいる地元の方々ですね。

ーーー国頭村に移住される前は、どのような生活をされていたのでしょうか?

国頭村に移住する前は、長いあいだ神奈川県川崎市で生活していました。不動産会社に勤めていて、不動産の賃貸や売買取引に携わっていました。

ーーーずっと神奈川で生活されていたのですね。何がきっかけで沖縄に移住しようと思ったのですか? また、沖縄の中でも国頭村に決めた理由があれば教えてください。

沖縄に移住するきっかけになったのは、地域おこし協力隊の募集ですね。父親が沖縄出身だったこともあり、以前から沖縄本島への移住を考えていました。地域おこし協力隊の存在は以前から知っていたので、ネットで沖縄本島での募集を探していたんです。

そのときに見つけたのが国頭村での募集でした。業務内容が移住定住促進に関わる事業で、不動産業に携わっている自分に合っていると感じたので応募しました。これまでの経験から移住定住サポートという業務内容をイメージできたのも、国頭村を選んだ決め手になりました。

ーーーお父様の出身地と、これまでに経験してきた職種が見事にマッチした求人に巡り会えたのはすごいですね。地域おこし協力隊では、実際にどのような活動をされていたのでしょうか?

2016年に移住して2019年までの3年間、地域おこし協力隊として活動していましたが、業務内容としては、移住や定住の促進に関するものでした。たとえば、役場の職員と一緒に移住フェアなどのイベントに出展して、移住に興味ある人の相談を聞いたりアドバイスしたりといった活動です。

(移住相談会の様子)

ーーー不動産業界で働いていたとはいえ、神奈川にいながら沖縄での家探しは大変だったと思います。国頭村に移住する際の家探しや引っ越しはどのようにされましたか? また、国頭村の現在の住宅状況も教えてください。

私の場合は地域おこし協力隊としての移住だったので、住む場所に関しては役場に用意していただけました。その後は知り合いのネットワークを活用して、自分で探しました。現在は紹介してもらった一軒家に住んでいます。

引っ越し時は、家電や家具といった大きい荷物は持ってきませんでした。身の回りのもの以外の荷物はほぼ持たずに飛行機で来て、必要なものは沖縄に来てから調達しました。事前に調べたところ、神奈川から荷物を運ぶほうが金銭的に高くついたので、現地調達を選びました。

国頭村の賃貸はアパートがメインで、家賃相場は平均5万円ほどです。ただ、空き家があまりなくて、移住当時も現在も変わらず、ほぼ満室の状況ですね。

ーーー東さんが移住した当時、国頭村では移住支援金や移住相談窓口など、移住希望者の受け入れ体制は整っていましたか?

私が移住してきた時は、移住者に対しての環境はあまり整っていなかったですね。移住支援などもほとんどありませんでしたが、いまは少しずつ整備されています。たとえば、移住体験住宅といった移住希望者向けの支援制度は、私が地域おこし協力隊として活動していた時に立ち上げました。

(移住ツアーの様子)

ーーー移住体験住宅制度とは、具体的にどのような制度ですか? 最新の移住支援環境についても教えてください。

移住体験住宅制度というのは、数日〜3か月ほど国頭村に滞在してもらい、実際に国頭村での暮らしを体験してもらえる制度のことです。移住希望者のなかには国頭村のことを知らない人も多かったので、まずは村のことを知ってもらうための環境作りを整備しました。実際に国頭村内に寝泊まりできる宿を設けて、そこで過ごしていただきながら、国頭村での暮らしを移住前に体験することができます。宿は一棟貸しでひとり一泊2000〜3000円ほどです。村内に2か所あり、現在も利用できます。

また、現在では移住支援金の制度もあります。東京23区の在住者、もしくは23区への通勤者に限られますが、条件を満たせば単身で60万円、世帯だと100万円の支援金が受け取れます。移住体験住宅や移住支援金の詳細については、国頭村のホームページで確認いただければと思います。

さらに、相談窓口として「国頭村地域交流スペース」もあるので、気になることは気軽に相談できます。移住体験住宅の利用期間中に何度か相談しにくる人もいますよ。

ーーー自身の体験を基にして、移住してもらいやすい環境を整備していったのですね。地域おこし協力隊としての活動の後は、どのようなお仕事をされているのでしょうか?

現在は不動産会社を経営しています。地域おこし協力隊の任期が終わった当時、国頭村には不動産会社がひとつもなかったので、ニーズに応えるべく、すぐに会社を立ち上げました。

(経営をされている不動産会社「くんじゃんプランニング」)

地域おこし協力隊の時の経験や、役場と連携できるパイプがあったので、不動産会社を立ち上げてもやっていけそうだなと思ったんです。

会社の経営の他には、年に数回ですが移住相談ツアーのアテンドもおこなっています。

ーーー国頭村での仕事の選択肢は少ないのでしょうか?

不動産会社こそありませんでしたが、村にはさまざまな仕事があります。サービス業や介護施設、建設業など、どの業種も人手不足なので、村内で働くことは可能だと思いますよ。

ーーー経営者として多忙かと思います。休日はどのように過ごされていますか?

休日は、よく釣りをしています。ふだんは国頭村地域交流スペースにいるので不定休なのですが、休みがあえば地域の友人たちとバーベキューなどを楽しみながら交流を深めていますよ。

ーーー地域の方々との交流を大事にされているのですね。

そうですね。積極的に交流していくことで、地域の皆さんの考え方をより深く理解していきたいです。

ーーー国頭村は都市部からは少し離れた場所に位置していますが、住んでいて不便に感じたことはありますか?

いえ、生活していて不便に感じたことはありません。国頭村には大きな総合病院はありませんが、診療所があります。小さなスーパーやコンビニ、地方銀行もあります。いまは日用品などもECサイトで購入できますし、ネット環境は光回線も使えますよ。どうしても必要なものがあれば、車で40分ほど離れた名護市まで買いにいくこともあります。

ーーーふだんの生活における環境が整っているのですね。移住を検討している方の中にはご家族での移住を検討されている方もいると思います。東さんから見て、国頭村は子どもやお年寄りでも住みやすい環境でしょうか? 

そうですね、子どもたちものびのび暮らせる環境だと思います。村内には小学校が5校、中学校が1校あります。村内に高校はありませんが、隣の大宜味村には辺土名高校があります。

(沖縄県北部のやんばる地域だけに生息している「ヤンバルクイナ」)

また、特別養護老人ホームや福祉系の事業所がいくつかあるので、老後の生活環境も整ってはいると思います。

ーーー国頭村ならではのローカルルールのようなものがもしあれば、教えてください。

ローカルルールといいますか、各集落で町内会費のような字(あざ)費や家庭募金の徴収があります。また、集落のイベントや草刈りといった地域の作業があり、私はほぼ参加しています。加えて、地域の方々と交流することができる良いきっかけにもなるので、自治会には加入したほうがいいと思います。

ーーーところで、台風対策はどのようなことをされているのか教えてください。

台風に関しては、そこまで神経質になるほどの対策はしていません。ここ5〜6年は大きな影響もありませんでしたが、いつも念のため事前に食料の買い出しはしています。とはいえ台風時は停電するので、非常用の電灯など明かりの準備は必要だと思います。

ーーー国頭村で長く生活している東さんが思う、国頭村の魅力を教えてもらえますか?

そうですね、沖縄という土地柄、海や山といった自然が魅力的なのは当然として、村の人と交流できる機会が多いところでしょうか。村内には20の集落があって、各集落でそれぞれの豊年祭や夏祭りがあるんです。そのような地域密着のイベントがたくさんあり、村の方々と交流する良いきっかけになっています。

観光面でいうと、本島内で一番高くて迫力のある比地大滝や、本島最北端の辺戸岬が観光地として有名です。

(沖縄本島最北端にある「辺戸岬園地」)

また、大石林山も見応えがあるのでおすすめですよ。広い敷地内に珍しい岩や巨石群、大自然を感じられるトレッキングコース、博物館など、雨の日でも楽しめる施設がありますし、やんばるの自然を思う存分体感できます。

それから国頭村には幻の豚といわれている希少な「イノブタ」を使った特産品があるので、国頭村にいらした際にはぜひ食べてみてください。

ーーー東さんは、地域の方々と積極的に交流しながら、人々とのお付き合いをとても大切にしていると感じます。地域のイベントに参加する際やふだんのコミュニケーションのとり方などについて、もう少しお話を聞かせていただけますか?

自ら出向いて地域の方々と交流することが、移住生活の質を上げるポイントだと思っています。集落ごとのイベントにはなるべく参加し、ふだんから地域の飲食店で食事することで顔見知りになれるように行動していました。

国頭村はご近所との距離感も近いと思います。地域の習慣として子どものお祝い行事にはみんなで参加しますし、知り合いが歩いていたら車に乗せてあげるくらいの距離感です。

地域のルールや人間性を知ろうとするのも大事ですが、それよりも、外から来た自分をいかに知ってもらうかを意識すると地域に溶け込みやすいと思います。あとは、移住に際して行政や地域の人たちに頼りすぎないよう気をつけることでしょうか。

ーーー移住生活の質を上げるためには、自ら行動することが大切なのですね。神奈川から沖縄に移住して良かったこと、また逆に困ったことがあれば教えてください。

移住して良かったと思うことは、やはり新しい仲間が増えたことですね。会社を立ち上げられたのも仲間のおかげですし、その結果さらに多くの人たちとのネットワークも構築できました。

唯一、神奈川と沖縄とで違うなと感じたのは交通の利便性についてですね。神奈川に比べて公共交通の本数が圧倒的に少ないので、沖縄での生活、特に国頭村では車が必須だと思います。ですが、不便なところも含めて国頭村の暮らしは自分に合っていると感じます。

(ヤンバルの森に囲まれた「長尾橋」)

ーーー今後も国頭村で暮らしていくなかで、夢や目標はありますか?

国頭村の未来のために、力となる存在になりたいですね。国頭村は現在も住宅不足なので、不動産業の経営者として村に貢献していきたいと思います。何かあったら頼ってもらえる、村にとって必要な存在になるのが目標です。

ーーー今回は貴重なお話をありがとうございました。では最後に、移住希望者に向けたメッセージやアドバイスがあればお願いします。

移住とは、移住先に住所を置いて生活することです。沖縄に限ったことではありませんが、旅行の延長程度の考えですと、実際に生活していくのは難しいと思います。また、沖縄の人は優しく対応してくれるはずですが、その優しさに甘え過ぎないことです。そして、都会の概念を押し通そうとしないことが、移住生活においての大切なポイントになると思います。沖縄という土地の人柄や文化などを理解して、自ら進んで地域に溶け込むことを大切にしてください。