宮古島市 高齢者福祉の仕事とお住まいから考える「移住体験」ツアー
2018年1月25日(金)から1月27日 (日)にかけて実施された「沖縄『暮らし』と『仕事』移住体験ツアー」。本ツアーでは、移住希望者の方を対象に、移住の実現に向けて、実際に求人のある仕事場見学や住居見学をして頂きます。宮古島市では、現在介護事業所で働いて下さる方が不足している状況から、該当する人材の方に移住して頂けるようなツアーを実施致しました。
1日目
宮古空港に、4組10名のツアー参加者さんが到着。宮古島市役所にて、ツアー全体のオリエンテーションが行われました。
まずは、参加者さんや、中心となって実施担当する市職員、また運営事務局スタッフみんなで自己紹介を行いました。続いて宮古島市の紹介、宮古島市の高齢者動向と介護の現状説明、ツアー内で職場見学を予定しているグループホーム職員による施設の概要説明を行いました。
ツアー参加者の方には、宮古島に早い方では数か月以内に移住しようと、真剣に移住を検討されている方もいらっしゃいました。本ツアーにおいて、実際の移住に向けた具体的な進展につながることを祈ります!
オリエンテーションの後は、来間島竜宮城展望台や前浜ビーチ等を観光しました。
2日目
<職場見学>
デイサービス事業所や、小規模多機能型居宅介護事業所、住宅型有料老人ホーム等の市内にある複数の施設を見学しました。ツアー実施が、風邪やインフルエンザの流行時期と重なった為、見学は外から施設を見るのみとなったところもありましたが、施設内を見学で来たところでは、実際に各部屋を見ながら、施設担当者からの説明を受けることができ、入所者さんとの会話もすることができました。
見学の後、ツアー参加者さんは、訪問先施設の職員さん、責任者の方々と面談をし、お仕事面の具体的な相談をしていました。
<住居見学>
不動産会社さんの案内で賃貸住宅2件(3LDK、2LDK)を見学しました。見学した3LDKの賃貸物件は、7万円、2LDKは6万5千円とのこと、本島那覇市とも変わらない高めの相場に感じられました。
見学したうちの3LDKの部屋はすでに契約済みとのことで、不動産会社の方の話によると、今回部屋を契約した方は、1年間待ってようやく契約できた方だそうです。
石垣島と同様に、物件不足が深刻な宮古島で部屋を探すためには、不動産会社に予約をしておき、定期的に状況を確認することが重要とのお話でした。島内で大型施設の建設ラッシュによる、労働者の方の住宅確保が続いており、このような住宅不足の解消は、しばらくは難しいのでは、というお話でした。
3日目
ツアーを振り返りつつ、宮古島での「仕事」「住まい」「暮らし」について、行政職員や先輩移住者との相談・座談会を行いました。
宮古島市の移住担当者、高齢者支援担当者とは個別相談で、移住相談や福祉政策全般の相談をさせて頂き、座談会では先輩移住者の方も参加して、宮古島の暮らし・地域・教育環境など、移住全般の質問に応じました。
本記事をお読みになって、宮古島市の介護事業所でのお仕事や、宮古島市移住に興味を持たれた方は、下記にお問合せ頂くか、またはぜひ一度島を訪れて移住をご検討してみてくださいね。
【宮古島市移住情報(移住の輪HP内)】
https://okinawa-iju.jp/city/info?id=42
【宮古島市の高齢者福祉に係るお仕事についてのお問合せ先】
宮古島市福祉部高齢者支援課
電話)0980-73-1964
【宮古島市への移住についてのお問合せ先】
宮古島市生活環境部地域振興課
電話)0980-73-4905