コロナ禍での移住と新生活、いまここで生きる喜びを感じながらQ:保育士移住体験ツア移住を決めてから、実際に移住されるまでの経緯はどのようなものでしたか?また島での生活はいかがでしょう?A:3月末に引越しをして、4月から保育士として宮古島で働き始めました。物件を探しの際に重視したのは、島に引っ越した後にもコロナ感染防止対策として、不要な外出をできるだけ控えられるようにすること。そこで家電付き物件を選びました。移住して2か月半になるのですが(取材時は2021年6月)、正直まだ宮古島での生活は満喫できていません。地域の未来の宝である子供を預かる保育士という職業の責任から、自分自身の感染を防ぐために外出を控えてもいますし、海に泳ぎにも行けていないような状態です。日々、宮古島を早く満喫できるようになりたいなと思って、少し悶々とはしてしまっています。ただ、島内を車で移動していて、ふと道の向こうに真っ青な海が見えた瞬間とか、仕事帰りにピンク色の夕焼け空を見た時とか、「あ~、私は本当に宮古島に来たのだな」としみじみ思います。今までの生活とのギャップが大きすぎて、まだ夢を見ているような気持ちになる瞬間もあるくらいです。Q:移住を検討している人に、一言お願いします。A:今までの私にとって沖縄移住は、自分の生活とは全く切り離された別世界のことでした。移住された人の話や姿を「いいなあ、羨ましいなあ」と見ているだけで、仕事や生活を手放してまで行く勇気はないと思っていました。だけど、勇気を出して一歩踏み出したいま、自分の好きな場所、宮古島に住んでいることを少しずつ実感し始め、こんなにも贅沢な環境で仕事ができていることに幸せを感じています。新型コロナウイルスで諦めたことも多いけれど、状況を前向きに捉えて進んでいけば、新しい夢や幸せをつかめるんだということを、伝えられたらいいなと思っています。園長先生や同僚、こどもたちと ■移住してから出来た沖縄の知人残念なことにまだ職場の仲間だけです。12名かな?■移住の満足度90点。虫とヤモリが、ほんと、ダメなんです。もう、怖いです。あとは、まだ台風を経験していないので、台風が来たらどうなるんだろうという不安はあります。 宮古島市移住体験ツアー動画|令和2年度実施の様子おきなわ島ぐらし関連記事|宮古島市移住情報その他関連サイト|宮古島市保育士就労渡航費等補助金交付事業>インタビュー記事の最初に戻る1 | 2 | 3