沖縄へのアクセス
沖縄本島へのアクセスは全国各地から運航している那覇空港への直行便が便利。JAL、ANAのほかに格安航空会社(LCC)なども運航しています。 県内の各離島へは船舶を利用してのアクセスが中心ですが、石垣島、宮古島へは国内複数の空港からの直行便も出ています。
気候

沖縄は1年を通じて温かく、年間の平均気温は22.7度で、最高気温が30度を超える日が年平均で80日以上もあります。 真冬でも気温が10度以下になることはめったにありませんが、風が強いため体感温度は寒く感じます。 また、1年を通じで湿度が高く降水量の多い地域でもあります。 台風の通り道にあたることから、6月~10月の間、年平均7~8個の台風が近づき、長時間にわたって風雨が 吹き荒れることもあります。
歴史
昔、沖縄は琉球と呼ばれた一つの国でした。琉球王国は首里城を中心として、アジア諸国との外交・貿易により黄金時代を迎えます。 その後1609年に薩摩藩による侵攻があり、日本文化の影響を色濃く受け特色ある文化へと発展していきました。 明治時代になると450年続いた琉球王国はなくなり、沖縄県として新たなスタートを切りました。1945年太平洋戦争で激しい地上戦の舞台となり多くの犠牲者をだした沖縄は、終戦後アメリカの直接統治を受け、日本へ復帰したのは終戦から27年経った1972年のことでした。現在も沖縄には広大な米軍専用施設が存在し様々な問題が生じています。
人柄
明るい性格で楽天的、ゆったりとした性格の方が多いといわれています。また共通の先祖をもつ父系の血縁集団を「門中」といい、一族間の結びつき、連帯意識はとても強いものがあります。
食

沖縄に伝わる料理は「琉球料理」と呼ばれ、豚肉が多く使われています。 これは今から約600年前に中国との交易によってもたらされ、その後広まったものといわれています。 また、沖縄は「豆腐の島」とよばれるほど、食生活には欠かすことのできない食べ物です。 本土の豆腐より数倍大きく、チャンプルー(いため物)や揚げ物など、いろいろな料理で使われる人気です。 そのほかにもゴーヤー(にがうり)やナーベーラー(へちま)など、個性的な食材が豊富にあります。
言葉
沖縄の言葉を「しまくとぅば」と言います。 日本祖語から枝分かれて独自の発展を遂げたといわれています。 古い時代の日本語をもとにしているものが多く、たとえば「いらっしゃいませ」の意味の「メンソーレ」は、「参(まえ)り候(そうら)え」が変化した言葉だといわれています。 標準語と「しまくとぅば」は全く違う言葉のように聞こえますが、よく比べてみるともともと同じ言葉だったことがわかります。
交通
沖縄は乗用車・タクシー・バス・レンタカーなどが活躍しているため、「クルマ社会」とも言われています。 また、周囲を海に囲まれているため、離島へ人や物資を運ぶための船やフェリーも欠かせない交通手段となっています。 そして、島々を結ぶ飛行機も今では県民の足として定着しています。 那覇空港から首里までを結ぶモノレール(ゆいレール)は、2019年10月、浦添市(てだこ浦西駅)まで延伸。