(写真は宮古島のビーチ)始まりは1枚のポスター!資格を生かし移住体験ツアーに参加!Q:保育士移住体験ツアーに参加された経緯を教えてください。A:宮古島は昔から好きで、二十歳くらいから観光で通い続けていました。2020年10月にも旅行で訪れていたのですが、その旅程最終日、飛行機に乗る間際まで宮古島を満喫しようと、空港近くの人気カフェで行列に並んでいたら、「保育士募集・宮古島移住体験ツアー参加者募集」という文言のポスターが目に飛び込んできました。海外移住を考えていたものの、夢を諦めなければいけないかな…と思っていたところにこの文字を見たので、直感的に「これや~!」と思い、カフェの列に並びながらすぐその場でエントリーをしました。Q:ツアーの内容を教えていただけますか?またツアーに参加して良かったことは何でしょうか?A:ツアーでは冒頭に市の職員さんから支援制度について説明があったあと、2日に分けて計8つの保育所を見学しましたが、それぞれの園で全く個性が異なることにびっくりしました。また、ツアー全体を通して何名かの園長先生がずっと同行してくださり、私たちに自身の園以外の園の情報や、島についてのあれこれをお話しいただけました。今までの旅行や、もし自分でいくつか園を見学するだけではこれだけ濃い情報は絶対に知ることが出来なかったと思うので、その点でもツアーに参加できたことはとても良かったと思っています。市の支援制度説明で移住のハードルが少し下がったのも大きかったですね。私が参加したツアーには、計12名が参加していたのですが、非常に和気あいあいとした雰囲気だったので参加者みんなが仲良くなって、とても楽しく過ごせました。結果的にツアーからは私を含めた4名が移住を決めているので、雰囲気の後押しもあったかもしれません。ツアー仲間のうち何名かは職場の仲間ともなっていて、なんでも相談ができるし、仕事のことや生活のことで分かり合えることも多くて、私にとっては大きな存在になっています。保育所見学の様子 Q:ツアー参加後、移住を決めるまでの経緯を教えてください。A:ツアー参加後少し経った年末に、今働いている保育園の園長先生から「是非、来てほしい」とメールを頂きました。その時にはまだ迷っていたので、園長先生とは何度もメールでやり取りをさせていただいて、生活のことや、職場のことなどを相談しましたが、とっても親身になって対応してくださいました。やり取りを重ねる中で私も気持ちが固まってきて、最後には母からの「人生は1度しかないから、新たなことにチャレンジするなら若い方がえぇよ。自分がやりたいように好きなことをしたらええやん。」という一押しもあり、1月の中旬には「行きます!」と返信しました。ツアーが無ければまず宮古島移住自体を思いつかなかったと思いますし、もしツアー無しで保育園を探そうとしても、どの園が積極的に募集をしているのかもわからなかったと思います。情報を積極的に集め、自分にとって何か感じることがあれば迷わず応募してみることはお勧めします。保育所のこどもたちと>次のページ「浅井さんのコロナ禍での移住と新生活」1 | 2 | 3