上の写真は、伊江村によるオンライン移住相談会の様子より。左より、地域おこし協力隊の中村さん、伊江村職員の山城さん、そして現移住コーディネーターの柴田さん。令和2年度は、地域を良くしたいという共通の思いから仲間と共に、村の移住事業を進めました。島の人口減少対策と観光事業、ふたつの取組で地域活性化を試みる伊江島外観「美ら海水族館」を有する沖縄本島北部の本部町からフェリーで30分。100万輪のゆりが咲き誇る日本一早いゆり祭りでも知られる伊江島は、気軽に行ける離島としても人気の島。そんな伊江島へ4年前に移住したのが「もともとはストレートな性格なんです」とご自身を分析する柴田滋子さん。生まれは東京で、学生時代を埼玉ですごし、その後東京の旅行会社で20年以上勤務していた柴田さんが、残業の多い生活の中、出逢ったのが人口4500人の伊江島でした。“ストレートな性格”も長年のサービス業で少し器用さを身につけたそうで、「その経験が移住後の暮らしにも活きています」と優しく笑います。現在は伊江村役場で移住コーディネーターとして移住希望者の受け皿づくりに奮闘しつつ、さらに旅行会社の経験を活かしてご自身の旅行社も立ち上げ、新たな挑戦をはじめています。 お名前:柴田滋子(しばた しげこ)出身地:東京都移住歴:4年ご所属:伊江村役場総務課 移住コーディネーター/旅行社「たびはな社」代表ご家族構成:単身 伊江島との出会い、そして移住まで旅行会社の仕事で国内外へ出かけることが多かったにもかかわらず、伊江島との出逢いは意外にも仕事ではなかったそう。企画から募集、添乗までこなし、やりがいや楽しさを感じてはいたものの、勤務を重ねるとともに精神的にも体力的にも全力投球だった柴田さんにいつしか「東京の旅行会社でたくさんの事を学べたので元気なうちに東京以外の地でもはたらきたいなあ」という思いが出てきます。そんな柴田さんがよく仕事の後に訪れていたのが沖縄料理の居酒屋。そしてその店のオーナーこそが伊江島出身で柴田さんと伊江島を結んだ方なのだそうです。伊江村の丘を覆うゆりの花。ゆり祭りは人気のイベントです。「初めて伊江島を訪れてから、居酒屋のオーナーさんや常連さんと年に1~2回通ってたんです。それから7年後に移住しました。もともと飲むのも好きなので、伊江島に来た時にもよく島のお店で飲んでいて、そのうち島の方々に名前も覚えてもらえて。旅行会社で働いていることを話したら、島の観光関連の仕事を勧められたんです。はじめはふわっとしか考えていなかったんですが、誰も知らないところへ行くのは不安だけど、知ってる人がいるならいいかなと伊江島への移住を決めました。」実際の島での生活、数年暮らして得た新たなお仕事は・・・後編につづく おきなわ島ぐらし内|伊江村移住情報伊江村公式移住情報サイトInstagram 県内各地の先輩移住者さんにインタビューしました!アーカイブはこちら↓