沖縄の台風シーズンは概ね7月から10月頃で、年平均7回ほど接近します。本土に比べて、沖縄に接近する台風は勢力が強く、特に強風には注意が必要ですが、沖縄は昔から常襲地帯であるため、町、会社、学校など社会全体で対策や工夫を凝らし、台風による人的、家屋等の被害を少なく抑えています。しかし農作物の被害や漁業が出漁できないなどの被害は多いです。地域によっては停電になる場合もあります。台風の被害は、沖縄本島よりも離島が多い状況です。サトウキビ畑の被害の様子(県庁HPより)平成15年の宮古島市の台風被害の様子。(県庁HPより)離島では台風時フェリーが欠航することがしばしば起こります。物資を運ぶ船も入港できないことから、島内のスーパーの商品棚が空っぽ、なんていうことも珍しくありません。停電・断水に備えて、台風襲来前は調理しないでも食べられる食品、菓子パンなどを沢山購入して備えるご家庭も。会社や学校は、バスなど公共交通機関が止まるのを参考にしながら早い帰宅を促したり、お休みにするなどしています。無理に外出せず、安全な家の中で過ごすことが基本の対策です。昔はフクギなど大きな木を家の周りに植え、防風していました。FAQ暮らし|FAQトップ