沖縄県では地域における移住推進を目的に、移住者と受入地域や行政の間に立つ「中間支援」の機能拡大の為のサポートをしています。支援の一環として、2021年10月28日、29日の二日に渡り、移住に取組む民間団体や市町村担当者を連れて、県内移住先進地の国頭村と東村を訪問視察してきました。
両村は、空き家を活用した住宅の整備や移住定住住宅の建設、移住体験プログラムなどの移住施策を行っています。
国頭村の移住取組
＜住まいの整備＞
空き家活用住宅
定住促進住宅
- 村内複数の集落内に、戸建ての空き家改修型の定住住宅が点在しています。現在全戸入居中。
- これまで入居した移住者のご家族が、地域に馴染んで定住を希望して地域の中に新たに貸家を見つけて移り住んだ例もあるとのこと。
- 村の移住取組が空き家活用事例によっても知られ、今では地域の区長さんから空き家情報が役場に寄せられるそうです。
- しかしながら、現在、村内は住宅不足の状況とのこと。特に単身者向けの住まいが不足しているそうです。
- 入居者募集は、村のホームページでお知らせされます。
＜体験施設の整備＞
移住体験住宅
- 村内に3か所。2号館の1階にあるコワーキングスペース「ヘントナラウンジ」は、移住交流サポート団体「くんじゃん暮らしサポーターズネットワーク（通称じゃんサポ）」のメンバーが運営しています。
関連リンク｜国頭村移住体験住宅詳細
＜移住取組の中間支援団体＞
くんじゃん暮らしサポーターズネットワーク（通称じゃんサポ）
- 移住者を含む地域住民が、村のPRや移住希望者向けのサポートを行っています。今年度は、県主催の相談会への参加、国頭村オンライン移住体験ツアーの企画運営を行いました。
関連リンク｜じゃんサポFacebookページ
おきなわ島ぐらし内記事｜移住交流サポーターじゃんサポの紹介記事
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