2018.2.16〜2.18実施毎年多くの観光客が訪れる石垣島。この石垣島の平久保半島にある北部地域は、手つかずの自然に囲まれ、沖縄の離島らしいスローライフを満喫できることから、移住者にも人気のエリアです。今回、この北部地域で居住を想定した移住体験モニターツアーを実施しました。その模様の最終日をレポート致します。3日目①今日はツアー最終日。ツアー中の拠点となった伊原間公民会で、これまでの写真や動画をスクリーンに投影して、ツアーを振り返りました。その後グループに分かれ、ツアーを体験して良かった点、改善できる点を出し合い、発表しました。「公民館、畜産、農業と、北部地域の特徴をバラエティ豊かに知ることが出来た事が良かった」「北部地域に仕事を見つけるための足掛かりになった」「地域の皆さん、運営スタッフの皆さんが親切に、案内や体験のお手伝いをしてくれて感謝です」等嬉しいご感想を頂きました。しかし一方で、「モニターツアーという実施目的もわからなくはないが、参加者としては移住出来る何か新しい発見や決め手となる情報が欲しかった。ツアーに参加しても、すぐに引っ越して住める空き家や賃貸住宅は、北部地域には中々ないとの話で、残念だった」「農業体験があることから、農業関係の就職先などの仕事情報も期待していた」という感想もありました。ツアー参加者さんのご期待とうまくツアー内容をマッチさせられなかった点もあり、反省と共に貴重なご意見として今後の移住取組に活かしていきたいと思いました。【石垣市、沖縄の空き家事情】石垣市北部地域は、現在人口減少の反面、外から入って人が住む「空き家」の整備がまだ進んでいない現状があります。沖縄の「家」は、住む人がいなくとも仏壇を置いて、定期的に親族が集まる大事な場所としての役割を持っていることが多いため、他人に空き家を貸すことが難しい背景があります。しかし一方で石垣市では、将来的に島全体が人口減少に転ずる先を見越して、現在、移住取組を行い、空き家バンクの整備も進めているとのことです。今後、移住関連情報の発信を、「おきなわ移住の輪―結―」本サイト及び、石垣市の移住ポータルサイト(https://ishigaki-ijyu.com/)でも発信してまいりますので、特に石垣市への移住を希望する皆さまは、どうぞ情報収集にご活用頂ければと思います。 ②伊原間公民館裏のビーチで記念撮影!参加者さん、宿泊先のお世話になったオーナーさんも揃ってみんなで記念撮影をしました。最終日は青空も見えて、美しい海が広がっていました。■おきなわ 石垣市北部地域 移住体験モニターツアーレポート一覧はこちら