沖縄県の市町村で取り組んでいる地域づくり活動や移住受入整備の様子をご紹介します。 令和2年度の3月、多良間村(たらまそん)で、村民を対象とした「空き家改修ワークショップ」が行われました。村では、移住促進を図る為に、村内の空き家を活用した移住者受入環境整備事業を進めており、今回ワークショップの会場となった空き家の改修も、その一環として行われています。(写真)改修請負業者による説明の様子。参加者からは、築年数によって改修できるできないはあるのか、などの質問がありました。参加者は、改修中の空き家を見学し、改修を請け負う業者から改修技術や居住空間の整備ポイントなどの説明を受けました。現在、村内に空き家は複数戸ありますが、傷んでいたり、仏壇があることで親族が訪れたり、家自体が一族の大切な存在として位置づけられている理由などから、中々他人に貸すことが難しい状況にあります。村では、人口減少対策のひとつとして、村内の空き家が改修され、再び人が住まうことで、村全体が活気づく可能性や、移住者受入について、今回のワークショップを通して住民に考えてもらうきっかけとしたいと考えています。(写真)改修説明の後、参加者で空き家に設置する本棚の制作を行いました。 おきなわ島ぐらし内|多良間村移住・暮らし情報多良間村の移住に関するホームページ多良間村ふしゃぬふ観光協会のFBページ