ひととおりの中継が終わると、続いて生徒さんからの質問タイムがスタート。沖縄の暮らし、住まい、自然や気候等に関する質問が次々に出てきました!

生徒さんたちは、遠く南にある沖縄のことを大変よく調べて知っており、台風の強さや発生頻度、被害について、またその対策のための住宅の構造についても質問がありました。更に生徒さんたちの関心は沖縄の基地問題からサンゴの大量死滅による自然環境の変化など、深く幅広く、質問を受けた私達もとても驚き、沖縄に興味をもって知りたいと思って頂けたことをとても嬉しく思いました。
一般社団法人ゆんたくガーデン

今回古民家を案内して頂いたゆんたくガーデンさんは、石垣島をはじめとする八重山エリアの自然や伝統文化保護の活動を行う団体です。また、市と連携し、石垣島移住のサポートや移住者が集まるコミュニティ活動も行なっています。オンラインによる無料移住相談室の開催や、沖縄県や石垣市より委託を受けて移住体験ツアーの実施等も行なっています。
おきなわ島ぐらしメモ |
沖縄の古民家に住みたい!というお声はたくさん聞きます。実際のところ、住むことは可能なのでしょうか?
沖縄らしい瓦屋根の古民家は大変人気です。しかし都市化や維持の大変さから、その数は急激に減っており、不動産物件として出回ることは多くはありません。タイミング良く不動産業者経由で見つける方もいらっしゃれば、地域に何度も足を運び、知り合いになった地元の方や、持主の方の理解や協力を得て、理想の家を手に入れる方もいらっしゃいます。
伝統的な建築法で建てられた空き家を修復再生して、貸し出している市町村も
沖縄本島北部にある国頭村では、空き家活用住宅として村内の空き家を改修し、移住希望者や移住者に期間を定めて貸しているところもあります。(2021年1月現在は空きなし)
関連記事|島ぐらしレポート「国頭村」定住住宅視察等

離島にある伊是名村には、歴史ある古民家を改修して定住住宅として貸し出しています。(2021年1月現在は空きなし)

同じく離島の渡名喜村。古民家の伝統的建築方法や外観を元にして建てられた多用途住宅。移住者やUターン向けです。(2021年1月現在は空きなし)
