7月31日(金)(於:うるま市 うるマルシェ会議室)に、沖縄県移住定住促進事業プログラム”地域の世話役養成塾「第1回空き家活用研修会」を実施しました。第1回のテーマは、「うるま市島しょ地域の空き家活用事例とそのプロセスを知る」として、うるま市島しょ地域を題材に、複数パターンの島の空き家活用事例を紹介し、空き家探しからその活用に至るまでのプロセスを見ていきました。うるま市の島しょ地域は、道路で本島と繋がる4つの島と、1つの離島エリアを指しますが、島ごとに文化歴史、生活環境など状況は様々です。しかし一方で、地域によっては、住民の高齢化や少子化、人口流出などから空き家が増え、防犯や地域振興の観点からその活用が共通課題となっているところも少なくありません。また空き家があっても、痛みが進み、改修費が相当かかる場合や、年に数回法事に利用するなどの事情があったり、地域縁者でなく、地域の歴史・活動への理解が十分でない見知らぬ方をコミュニティに受け入れることへの懸念など、様々な理由からすぐには賃貸や売買物件とならないことが多いとのことです。今回は、そのような状況下にある島しょ地域での空き家活用例を、3名の講師による講義と質疑応答でお話ただきました。1例目は、平安座自治会で運用されている、空き家改修・賃貸システムについて、2例目は、地域おこし協力隊として地域活動や地域交流に積極的に参加してきた経緯から、地域の方々の信頼を得て、空き家を借り、改修の協力も得られた方のお話、3例目はここぞと決めた島で働きはじめ、様々なアプローチを経て理想の物件を見つけて購入し、そこで事業を始めたお話でした。講義には、会場、またオンライン参加を含め、県内市町村職員や地域おこし協力隊、また空き家活用に感心がある一般の方など多くの参加者がありましたが、講義後の質疑応答時には活発な質問がありました。関連記事|おきなわ島ぐらし内https://okinawa-iju.jp/news/4252/本講義は、全3回の構成で、今後8月14日に第2回目(実施済)、8月28日に第3回目を予定しております。本プログラムについてのお問い合わせは下記までお願いいたします。 お問い合わせ先:一般社団法人プロモーションうるま 担当:平田直大 電話:090-3917-2973 Mail:n-hirata052@promo-uruma.com