観光では中々体験できない、ディープな沖縄の「暮らし」を体験できる本ツアー。今回は、沖縄本島北部にある「今帰仁村(なきじんそん)」と、近隣の本部港(もとぶこう)から行く離島にある村「伊江村(いえそん)」に滞在し、地域の方々と交流する移住体験ツアーを実施いたしました。(2020年1月実施)1日目は、那覇空港から車で北上して約1時間半の今帰仁村が滞在先です。今帰仁村は、世界遺産登録された今帰仁城跡や、橋でつながる離島・古宇利島(こうりじま)など、観光地としても人気のエリアです。一行がまず訪れたのは、赤く塗られたコンクリート造りが印象的な今帰仁村中央公民館。村の概要、住まいについての説明に続いて、今帰仁村長による、グスク桜まつりや、村でとれる農産物のお話がありました。そして、この時期には大変希少な「今帰仁すいか」が振舞われ、今帰仁村の自然や、季節ごとに収穫される農産物の豊かさが感じられるオリエンテーションでした。この後、民泊先のご家族と対面し、皆さんそれぞれ地域の商店や市場へ向かったり、海を見に行くなどしました。今回、今帰仁村でお世話になった民泊先のお宅は、県外からの移住者とのこと。ツアー参加者さんは、お夕飯を囲みながら、移住のきっかけや村での生活など、ざっくばらんにお話を聞くことができたのではないでしょうか。2日目の朝、民泊先のご家族に見送り頂き、本部港からフェリーに乗って伊江島へ。村の職場紹介として、ハイビスカスパークや製糖工場を見学しました。観光公園の売店を訪問し、名産のお菓子の数々を頂きながら、伊江村に伝わる伝統菓子の作り方や、日々地産のものを工夫して料理にして食べて暮らしてきたことなどのお話を聞きました。行く先々で直接見聞きすることで村の暮らしや人々の気質に触れることが出来たと思います。伊江島でも一般家庭にホームステイの形でお世話になりました。一緒に夕飯の支度をしたり、畑へ野菜を取りに行ったり、海辺へ連れていってもらうなど、1泊の滞在ではありましたが、海人や、生まれも育ちも伊江島のご家族との交流から、ツアー参加者さんの再訪や移住につながれば幸いです。おきなわ島ぐらし関連ページ【今帰仁村の移住情報】【伊江村の移住情報】