7月29日(土)開催・沖縄移住オンライン座談会に出展する地域をご紹介します。観光ではなく、暮らすという視点から、地域の魅力をぜひ感じ取ってください。今回ご紹介するのは、沖縄本島北部の運天港からフェリーで約55分で行ける離島・伊是名島(いぜなじま)です。沖縄らしい集落の原風景が漂うこの島は、かつての琉球国王を輩出した島で、歴史的にも貴重な文化財が数多く残されています。フェリーから島へ向かう様子。小高い山が連なっているのも特徴です。島にある村の集落は5つ。島の南に位置する伊是名集落は、サンゴを積み上げた石垣と、防風林の役目を果たすふくぎ並木、そして赤瓦の家々が並び、沖縄の原風景といったたたずまいを残しています。琉球王国の第二尚氏王統の陵墓。県の有形文化財に指定されています。伊是名集落のふくぎ並木とサンゴの石垣。左手にいは、祭祀を執りおこなう建物「神アサギ」が見えます。昔から稲作が行われ、豊作を記念する豊年祭「ウンナー」では、大綱引きや相撲大会、そして、人々によって担がれた板の上で2名の青年が組み合う「スナイ」というダイナミックな儀式などが行われます。一年を通して行われる数々の伝統行事やイベントは、地域の子どもからお年寄りまで、そして時には観光客も参加しながら、みんなで盛り上げるとのことです。行事やイベントに島外からの人が、自然にすっと入り込める雰囲気は、島に昔ながらの人情が残り、おもてなし上手な方が多く「イヒャジューテー」という、伊是名の厚いおもてなしの意味の言葉があることからも知られるところでしょう。島の人口は約1,300人(令和5年5月31日現在)、地域にはスーパーが1軒、小さな商店や売店が数カ所あるのみです。ご自身も県外からの移住者で、現在村の認可を受け、地域と移住を考える人をつなげる役割を担う中間支援組織「いぜなゆんたく座(じゃー)」として移住相談を受ける比嘉陽子さんは、便利とはいえない離島に移住するポイントとして、「いきなり移住するのは不安が⼤きいですし、勇気が必要ですよね。まず観光がてら、地域を訪ねてみることをオススメします!何度か⾜を運び、地域の⾏事等を通して住⺠と触れ合ったり、その⼟地の雰囲気を感じてみてください。」と話しています。また、「不便もありながら、自然豊かな地での暮らしをしてみたい方には魅力的な島」とも話されており、相談の際には、ご自身が伊是名島に移住するまでの経緯や、島ならではのお仕事、住まいの探し方などを伝えているとのことです。7月29日(土)のオンライン座談会では、伊是名村移住定住中間支援組織「ゆんたく座」の比嘉さんが「島ぐらしのリアル&なんでも質問タイム」をテーマに座談会を行います。座談会は少人数で行いますので、リラックスしながら、島について島への移住について色々聞いてみてください。7月29日(土)沖縄移住オンライン座談会の概要・参加お申し込みは下の特設ページボタンからどうぞ「沖縄移住オンライン座談会」特設ページ関連記事|2023年4月4日UP<沖縄移住セミナー>2023年最新!おきなわ伊是名村による移住セミナー<おきなわ島ぐらし移住セミナー動画>伊是名村移住情報をチェック