沖縄の本部港からフェリーで約30分の離島・伊江島(いえじま)には、約4,400人の島民が暮らしています。島に1か所のみの村立診療所は、赤ちゃんからお年寄りまで、島民の健康と命を守る重要な医療機関となっています。村では、この診療所に勤務し、診療を行う医師を募集しています。 伊江村立診療所はこんなところ離島の唯一の診療所と聞くと、テレビドラマのように目の前に海を臨む1階建ての小さな建物を想像される方も多いかもしれません。しかし伊江村立診療所は、島の中心市街地にあり、周囲には役場や郵便局、商店もあります。建物は写真のとおり2階建てのコンクリート造りとなっています。診療所外観診療所は1階にあり、入院施設はありません。入院が必要な時や急患があった場合は、救急搬送船か救急ヘリが沖縄本島の病院に搬送するという仕組みです。現在、医師と看護師、放射線技師、理学療法士が複数人勤めています。スタッフは地元出身の方だけでなく、島外から働きに来ている方も多いとのことです。ちなみに2階には、歯科医院と役場の「医療保健課」の事務所があり、村の保健師も常勤しているので連携して医療や健康管理と取組んでいます。また別途医療スタッフが確保されている透析センターが平成26年に併設されてからは、それまで本島までフェリーで通院しなくてはならなかった島民の負担も大きく減らせるような体制がとられています。 伊江島での離島医療にご興味のある医師の方へご参考に、下記医師・歯科医師・医療関係者・医学生向けのフリーマガジンサイト「ドクターズプラザ」サイトにて伊江村立診療所長の阿部好弘医師に取材した記事をご覧いただけます。伊江村のへき地離島医療の状況、阿部医師ご自身の村での業務や日々の島民との関りについて詳しく話されています。記事内で阿部医師は「離島医療は、医師としての基本的な心構えを学ぶ良い機会である。患者さんの全体像をとらえ、患者さんの家族にも寄り添うことが大切」と、離島医療に対する考えをお話しています。ドクターズプラザ 2021年5月号ページ8:僻地・離島医療(18)/沖縄県・伊江村立診療所「~患者さんの全体像を捉え、患者さんの家族にも寄り添う~」ページ内「電子書籍でみる」ボタンを押すとビューワーが開きます。ドクターズプラザ 2021年5月号のページへ移る医師募集にご興味のある方は伊江村の詳細ページより求人情報等ご確認頂き、直接採用担当にお問い合わせ頂くか、又はまずは移住や生活全般についてもご相談頂ける「伊江村移住相談窓口」までご連絡ください。※当求人情報は、2022年2月9日時点のものです。伊江村医師求人ページを開く 伊江村移住相談窓口伊江村総務課電話:0980-49-2001Mail:ieiju-c@iejima.orgzoomを使った個別相談にも対応中とのことです。詳細は下記伊江村の相談窓口情報のページをご覧ください。伊江村相談窓口情報を見るおきなわ島ぐらし|伊江村移住情報伊江村公式移住定住WEBその他関連情報|沖縄県の離島医療支援・医師募集サイト「ゆいまーるプロジェクト」