山崎暁(やまざきあきら)さん

先輩移住者インタビュー

山崎 暁(やまざき あきら)さん職業:株式会社FROGS 代表取締役,
Ryukyufrogs Organizer
東京都出身(移住年:2009年)
家族構成:妻,愛犬1匹

「後悔しない生き方」を実現するために移住
沖縄で感じた暮らしの在り方

山崎さんは、17年間にわたり大手不動産グループ会社に勤め、新規開拓や事業革新のフロントランナーとして多忙な日々を送っていました。入社14年目で任された赤字エリアの立て直しという難しいマネジメント職を担当中、ひとりの退職者も出さずに黒字化を達成したことがきっかけで人事部へ異動となり、グループ人事マネージャーというキャリアがスタートされたそうです。

充実した生活を送っていた山崎さんですが、何度か旅行で沖縄を訪れているうちに、だんだんと沖縄への思いが膨らんでいきます。そしていつかこの地で生活をしたいと思うようになっていったそうです。

実際に沖縄への転職を見据えてリサーチしていた当時は、自分の価値観と合う企業に出会うことができず、一旦は移住を諦めました。しかし数年後、ある人材サービス会社から、「山崎さんに興味を示している沖縄の企業がある」と突然連絡をもらいます。沖縄旅行がてら会社訪問をすることを決意し、そこで出会ったのが現在勤められているIT企業の社長だったそうです。以前までの不動産業界とは全く異なる業界へのご縁でしたが、人事的なスキルを活かせる環境だと感じ、転職を即決。2008年から沖縄へ移り住み、現在は奥様と愛犬とご一緒に、一日のはじまりに朝日を浴びることができるご自宅で、充実した生活を過ごされています。

念願の地に移住された今、沖縄での生活をどう捉えているのか、また都市部との違いは何なのか。公私ともにお話を伺いました。

沖縄に移住して感じたこと、気づいたことなどはありましたか?

私が移住した当時は、会社の中にIターンと言われる人はほとんどいなくて、私がすることに対する反応として、反作用が起こっているなあと感じることもありました。そのような中で気が付いたことは、「東京のスタイルがスタンダードではない」ということです。実際にその気づきをもとに自分自身を変化させていくのには、半年ほど時間がかかりました。

東京では、生き残るために前のめりで物事を動かし、時間に忠実であることが求められます。極端に言えば公共交通機関もオンタイムに来ることが当たり前、というような世界だと思います。けれど、世界的に見てもそんな場所は、実はあまり多くないですよね。むしろそうした場所が非常に稀なんじゃないかと感じたんです。他方、沖縄は多少のずれや違いがあっても「許す」ということが、良い意味で人々の生活の根底にあるように感じています。同時に、そうした環境の下でハイレベルな仕事ができるというのもまた心地がよいです。

東京にいた頃は、休みの日には一切仕事をせずに休むことに集中していました。沖縄に来てからは、現在担当している仕事が土日にあるので、働いている時間は東京にいた時よりも多いかもしれませんが、休む日や時間を自分でコントロールしています。集中したい時は自然を感じるカフェで仕事したり、ちょっと頭を休めたい時はビーチで本を読んだり。休みの日には海に潜ったり、愛犬と過ごしたりと、オン・オフのメリハリをつけることができます。また、取り組んでいる仕事は「業務」ではなく「ライフワーク」に近いような捉え方ができているので、心の満足度は今のほうが高いですね。

人事という立場で多くの「移住」をみてこられたかと思います

移住の在り方は、本当に人それぞれで千差万別だと感じています。弊社の場合は転職候補者には最終選考の局面までに必ず一度沖縄に来てもらって、とにかく様々な社員ととことん話してもらっています。家族同伴で沖縄に来てもらって一緒に食事をしたり、引っ越しなど生活面での相談にのったりもします。観光の「沖縄」と生活する「沖縄」にはやはり違いがあるので、良いところばかりではなく、もちろん弊社や沖縄の厳しい現状もきちんと伝えたうえで、覚悟を聞くようにしています。リスクやメリットをご自身の判断でしっかりできるように情報提供しています。

移住を考える側の立場に立つと、自分がどうありたいのか、言葉にしたり発信したりすることは大切だと思います。私自身も一度は諦めたものの、沖縄に住みたいという気持ちを発信していなければ、いまの職場や生活には出会えていません。また、前職を退職することを決めてからは、本当にさまざまな方から引き留めていただきました。年収も下がりますし、おかしくなったのかと思われたのかもしれません(笑)。 ですが、ちょうどその時は私が40歳直前で、自分の母が他界した年齢に差し掛かっていた頃でした。そのため、人が亡くなる年齢に近づいていることを感じ始め、「後悔しない生き方がしたい」と覚悟を決めました。私の場合はそのことがきっかけで、沖縄という地に足が向かってご縁がいただけたのかなと感じています。

■移住してから出来た沖縄の知人

具体的な人数は定義が難しいですね(笑)。公私ともに、とにかく縦横斜め幅広い層の方々と知り合いになれました。

■移住の満足度

120点妻も満足しているので。それに今後もやりたいことだらけなので、常にチャレンジした人生を送りたいと思います。

先輩移住者インタビューの輪

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