叶雅美(かのうまさみ)さん

先輩移住者インタビュー

叶 雅美(かのう まさみ)さん職業:伊平屋村役場総合推進室 観光コーディネーター(嘱託)
鹿児島県出身(移住年:2011年)
家族構成:独身

地域づくりを通して地元の人たちの誇りや自信を作る

鹿児島の奄美大島生まれの叶さん。大学卒業後2年ほど民間企業で働いていましたが、将来は生まれ島に帰って貢献したいという思いから、地域づくりの仕事の勉強をかねて人口2400人あまりの島根県、隠岐・海士町(おき・あまちょう)へ。
そこで最先端の地域づくりを行い全国的に注目されている企業に就職。主に海士町の特産物の通販やイベントの企画・運営を担当していました。
仕事では地元と密にコミュニケーションをとる必要があり、公私ともに海士町と濃い付き合いをすることになったと話す叶さん、会社の仲間と稲作にも取り組んでいたそうです。

伊平屋島への移住のきっかけになったのは、海士町に視察に訪れていた伊平屋の担当者から、伊平屋でも仕事をして欲しいと依頼をうけたから。そろそろ奄美に帰ろうと思っていたところだったそうですが、海士町で学んだ地域づくりを実践できる土台がある島は魅力的で、奄美大島に帰る前に伊平屋で地域づくりの仕事をすることに決めたということです。そんな島での仕事や暮らしのようすを伺いました。

伊平屋島で行っている仕事はどういったものですか?

誘っていただいたのが伊平屋村役場でしたので、移住当時からそこで観光コーディネーターという仕事を嘱託でやらせていただいてます。地域に関わる仕事は実体験から最低は3年かかると思っていて、最初の1年目は、地域の人の話を聞く、声を聞くだけで精一杯なんですね。で、2年目でどうにか信頼関係が作れて、私という人間はこういう人間ですとわかってもらう。3年目でやっと自分のやりたいことが言えるようになるという感覚があります。伊平屋も最初は1年だけと思って来たですけど、どうしても地域に関わる仕事って年数がいりますね(笑)。

具体的には企業研修のプログラムを作って受け入れたり、伊平屋ムーンライトマラソンや村の夏祭りの事務局スタッフをしています。

これまでに携わった仕事は多岐にわたっていますが、丁寧な仕事で信頼を得ていく事が大切だと思っています。

地域にとってはありふれた日常でも、よその土地の人からみるとキラキラした価値のあるものだったりします。そのことを島の人たちにも伝えたかったですし、移住者に求められているところでもあります。「観光コーディネーター」という肩書きはありますが、そういった地域の素晴らしいところを紹介することで、「地域の人たちの誇りや自信を作る」ことが私の仕事だと思っています。

移住して驚いた離島ならではの暮らしとは

雅美さん

伊平屋島は離島ですので、本島とはまた違った雰囲気があると思います。離島で住宅を探すというのは大変で、村営住宅が空いてなかったり、空き家があっても他所から来た人には貸してくれなかったりするそうなんですが、私の場合は職場の方が探していてくれていたので苦労はしませんでした。とても恵まれていたと思います。

人口は約1300名なので、ほとんどが知り合いのようなもので、外から来た人は有る意味目立つ存在です。1300人の人が私のことを知っていても、私は相手のことを知らない、ということが始終おきるんですね(笑)。
そんな環境の中なのですが、集落対抗のスポーツ大会や集落行事が多い島なので、この2つをこなせたら「地域貢献度が高い」となります。そしてこれらは基本的にスポーツ大会で走ることも、行事で踊ることも断ることができません(笑)。慣れていないうちは驚くと思いますが、参加することに意味があって、下手でもやってみると島のみんなが自分のことを覚えてくれるようになります。地域に入って行きやすくなるんです。

私はもともと地域の文化や歴史を見てみたいという好奇心があるほうなので、伊平屋島での体験もまさに異文化体験として楽しんでいます。
さまざまな地域に住んで新たな経験を積むことは、自分の人生を豊かにしてくれますし、たくさんの方々との出会いは私の財産だと思っています。

■移住の満足度

70点まだやりたいことがあるという点でマイナス30点

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