与那国島の「交流シェア畑」で、秋の収穫祭が開催されました。この畑は、移住者と地元の方々との交流を目的に、今年の初夏にオープンしました。移住してきてまだ数ヶ月というご家族や、島育ちの子どもたち、野菜を育てるのははじめてという地元の方々など、様々な参加者が集まって、6月から9月にかけて、苗植えや水やり、雑草取り、そして収穫までを行いました。交流シェア畑を運営する与那国町役場企画財政課の移住コーディネーター川本さん「何を育てるかは、参加者の皆さんと最初に話し合って決めました。トマトやキュウリ、島ウリなど色々な種類の苗を植えて、サポーターとなってくださった農家さんのアドバイスを受けながら、その時集まれる人で水やりや草取りなどのお世話をしていきました。だんだんと苗が育って実がなってくると、作業日でなくても畑に様子を見にくる人もいたようです」中でも、島では貴重なスイカが大小13個も出来たことに、参加者さんの多くが驚くと共に喜んだそうです。川本さん「島でもスイカがつくれるんだ!しかも自分たちで!という発見は大きかったと思います。収穫祭では、スイカ割りをして盛り上がりました。畑のそばで、収穫したての野菜をトッピングしたカレーも食べながら、大人も子どもも、地元の方も移住者さんも混ざりながら交流ができたのではないかと思います」畑作業や収穫祭を通じて、新たな交流も広がってきたといいます。顔見知りになったり、互いのお子さんに共通点があることを知ったことで、町の運動会など、畑の外の行事でも気軽に挨拶しあったり、地域に入りたての移住者さんでも地域のおしゃべりの輪に入りやすくなったそうです。川本さん「わたしが島に移住したばかりの頃、地域の方々との距離が縮まったのが、共同作業の雑草駆除でした。力仕事ですごく大変だったのですが、一生懸命やっていたら、その姿を地元の方が見ていて、頑張っている真面目な子だね、って思ってくださったようで。そういう体を動かしながらの作業は、地域の方に移住者さんの人柄が伝わりやすい良い機会なのだと思いました。交流シェア畑が、移住者さんと地域の方々をつなぐ役割を果たしてくれたらと考えています」これから冬に向けて、新たに苗植えや作物の世話が始まる与那国島の「交流シェア畑」では、移住検討者の方の参加も受け入れるとのことです。与那国町では、島を訪れて移住の下見検討ができるオーダーメイド型の移住体験プログラムも実施中です。プログラムを利用しつつ、畑のお世話を地域の方々と一緒に体験してみたい方は、川本さんまでお問い合わせください。問い合わせ先与那国町役場 企画財政課 移住コーディネーター 川本電話番号:080-8956-2635対応時間:平日9:00-17:00(土日祝除く)与那国町移住サイトよなぐにの暮らし(リンク)関連サイト|与那国町移住サイト よなぐにの暮らし(外部リンク)関連記事|2024.10.11 11月15日(金)開催【オンライン説明会】オーダーメイド型与那国町『保育の仕事』×『島暮らし』見学ツアー2024.7.24 与那国島に交流拠点が誕生、日本最西端の出会いの場に!