起業支援の輪

 沖縄県産業振興公社は、新たな事業展開・新商品の開発を目指す中小企業者や、創業を目指す人を支援するために設立された県の関連機関で、昭和46年に財団法人として設立されたのち何度かの名称変更などを経て、平成24年に公益財団法人化されました。

 県内の産業育成、支援をさまざまなサービスを通じて行っていますが、その中でも中小企業支援センターは色々な相談を一旦受ける、総合窓口的な存在でもあり、創業したい人にとっての窓口でもあります。今回はその中小企業支援センターのプロジェクトマネージャーである澤岻さんに、沖縄県での創業についてお話を伺いました。

起業支援の輪 - インタビュー

澤岻 安久さん沖縄県産業振興公社 中小企業支援センター
役職:プロジェクトマネージャー

新しく事業を始めたい起業を考える人たちを支援する相談窓口

起業するためのどのような相談を受け付けていますか?

産業振興公社は創業から商品開発、販路拡大や海外展開などさまざまな支援を行っておりますが、中小企業支援センター(以下支援センター)は1番多くの窓口を担当しています。いわば受付窓口的な役割ですね。なので経営に関する相談であれば何でもご相談ください。お金のことでもアイデアのことでも、具体的にやりたいことが決まっているのであれば大丈夫です。

ただ、就職相談はこちらでは受け付けていません。また、就職か起業か迷っている人は、私はまずは就職相談に行くべきだと思います。移住全体の相談も受け付けてはいませんので、そのあたりはご了承ください。特にオフィス含めた不動産の相談もこちらでは紹介はできないんです、県内も那覇近辺であれば民間の不動産屋、不動産情報サイトも多いのでそちらを確認したほうが良いと思いますよ。オフィスにせよ住居にせよ、きちんと自分の目で見ることが大切だと思います。

また相談したい内容はある程度決めてきたほうがスムーズですね、ビジネスプランの話をしたいのか、お金の相談をしたいのか。支援センターでは色々とメニューを持っていますので、状況がわかればそれに合った支援が出来ます。

沖縄で起業するときに注意するポイントとは

沖縄は地縁血縁が強い地域ですので、そのあたりは慎重にしていくべきだと思います。逆に味方につければ強いです。我々もマッチングはわかる範囲内ではしていきますが、ぜひ地域で溶け込む努力はしていってください。特に商工会との連携は、都市部から離れるほど必要性が増してくると思います。

また、起業する際はどこでも同じだと思いますが、差別化ポイントと自身のスキルについてはしっかりと見定めるべきです。よく「このビジネスはまだ沖縄には無い」と言って持ってくる人がいますが、大概そういうケースは既に県内で他事業者が展開していたりします。しっかりと県内の状況を見据えて、「今更感」があるビジネスを持ってくるのはやめたほうが良いと思います。他県では難しくても沖縄だったらなんとかなる、と思ってくる人は多いですが、そういう心構えだと大概失敗します。

逆に海外販路の拠点などとして、沖縄の地理的特性をうまく使おうとするのは目があると思います。県内企業、県外企業ともにそういう形での進出・展開は多くなってきています。最初から県内だけをマーケットにするのではなく、海外を見据えるビジネスは「あり」ではないでしょうか。

夢を実現するためには、具体性・具体的なプランを持つべきだと思います。「だろう」とか「じゃないか」では、うまくいきません。自分の仮説を裏付けるデータや根拠を、まずは自分なりでいいのでしっかりと把握することが大切だと思います。

起業支援の輪
事業一覧

関連リンク

お知らせ

那覇市 (「那覇大綱挽まつり」の様子)

那覇市の基本情報

Facebook
沖縄移住定住に関する情報を幅広く発信中!